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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2017年の日記  (最終更新日 : 2018/01/02)
12月28日(木)の記 師走の模索

12月28日(木)の記 師走の模索 (2017/12/31) 師走の模索
ブラジルにて


だいぶ髪の毛がうっとうしくなってきたので、東洋人街の大塚さんのところで散髪。
ガルボン・ブエノ通りのチャイニーズの経営する大手の二軒の日本食品を扱う店は、いずれも超満員。
腐っても、暮れと正月か。

地下鉄代を使って出たついでに、気になるカルチャーイベントに足を運んでおく。
まず今年、パウリスタ大通りに移転してオープンしたものの、行きそびれていたインスチチュート・モレイラ・サーレスへ。
ブラジルの写真の殿堂だ。
日本の一部でブレイクしたブラジル移民の大原治雄さんの写真を発掘して世に知らしめたのは、ここの仕事だ。
今年いっぱい、アメリカで活躍するロバート・フランクの写真展を開催している。
シャレにもならないが、フランクな展示方法が刺激的。
もう少しゆっくり見たいが、映画の時間があり、早見で断念。
ちなみに入館料は、ロハ。

ブラジルで知られる映像作家のドキュメンタリーで、メディアの評もそこそこの映画を観る。
現在、模索中の拙作になにかヒントがありかと思って。

自分の母親が文化革命当時の中国を旅行して撮った8ミリフィルム(彼女は映像はアマチュア)から始まり、パリの1968年の学生の騒乱の動画が続く。
監督自身のモノローグが語られるが、こちらのヒアリング能力では、ニュアンスまで聞き取れない。
意図と脈絡が不明な映像を延々と見るつらさ。
最後はまた、中国の映像。

帰って調べてみる。
映画の方は、解説や評論を読んでもよくわからない。
思わぬ掘り出し物の母親の映像を、理屈からフーテージから総動員でなんとかしよう、に尽きたのかも?

いっぽう、今年日本で『ロバ―ト・フランクの写した時代』と題されたドキュメンタリー映画が公開されていたのを知る。
彼は、自分が取材されたことは嫌ったようだ。
この映画の方が、いまの僕にはずっと参考になったかも。


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