移民百年祭 Site map 移民史 翻訳
岡村淳のオフレコ日記
     西暦2018年の日記  (最終更新日 : 2018/04/24)
1月15日(月)の記 パズルの教訓

1月15日(月)の記 パズルの教訓 (2018/01/19) パズルの教訓
ブラジルにて


年末年始の休暇に、連れ合いが数年前に買っていたジグゾーパズルを取り出してきた。
2000ピースの「17世紀の世界地図」の絵柄。
またややこしい絵柄のものを選んだものだ。

外枠がようやく組み終わり、少しそれに毛が生えたぐらいで休暇は終了。
居間のテーブルはこれが占拠してしまい、こちらの作業にも差し障る。

これまで子どもたちもちょびちょび手伝っていた。
家族全員で同じことに取り組みのは、悪くない。
さあこれからは僕の家内滞在がいちばん長くなることもあり、いままでほとんど傍観していた僕が気合いを入れざるを得ない。

こちらのこういう品の難点は、絵柄についての解説がないに等しいこと。
17世紀、大航海時代の終わりに差し掛かっている時期のもので、地球が丸いことは把握され、それを二次元で表し、中央上下に天空図も配している。
その周囲に何人もの天使らしい人頭が、黄色いものを吐き出しているのが描かれている。
天使の息吹が地球に注がれている、ということなのだろうか。

仮にも『すばらしい世界旅行』シリーズの末席をけがし、チベットから大アマゾンまで取材させていただいた分際だ。
まだ「組み上がっていない」そのあたりの地域はぜひわが手で埋めなければならない。

それにしても印刷は鮮明とは言えず、地図に書きこまれたアルファベットは大きな字しか判読できない。
わが南米大陸に至っては緑一色で、どこから手をつけていいか、くらくらしてしまう。

ジグゾーパズルの教訓。
ひとつずつのピースは、それぞれ決まったところにしかおさまらない。
それらしくはまるからといって、よくみればきちんとはまっていないピースをそのままにしておくと、大局を誤って完成どころではなくなってしまう。
祖国の現政権の恐ろしいことは、まちがったピースを力づくではめて、そのままゴリ押しを続けていることだ。
一刻も早く非を認めて崩して、反省とともに再出発が望まれる。


前のページへ / 上へ / 次のページへ

岡村淳 :  
E-mail: Click here
© Copyright 2018 岡村淳. All rights reserved.