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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2018年の日記  (最終更新日 : 2018/11/13)
8月27日(月)の記 サンパウロでアマゾン堪能

8月27日(月)の記 サンパウロでアマゾン堪能 (2018/08/31) サンパウロでアマゾン堪能
ブラジルにて


海岸山脈の宿で起きる。
昨晩は、早く寝かせてもらった。
朝食後、アミーゴと谷下の水耕栽培の農場に行ってみた。
水耕栽培の野菜そのものはサンパウロで身近に買える。
だが栽培そのものを身近に見て、従業員に話を聞くのは初めて。
害虫防止の毒を使用しているというのは、ショック。

アミーゴは午後の飛行機でリオに発つ。
昼はわが家の近くにオープンしたばかりのラーメン屋、ラーメンラボに連れて行くつもりだった。
店のフェイスブックのページによると、定休日は日曜のみとある。
行ってみると…
シャッターが閉まっていて、何の貼り紙もない。
さすがは、世界一のラーメン屋だ。
ラーメンヤボと僕は呼ぼうかな。

さっそくいくつかのオプションを提案。
アミーゴは、すぐ向かいにあるパラ料理屋がいいという。
パラはアマゾン河口の州名だ。
この店はパラ州の食材を販売していたのだが、最近、料理も出すようになった。
ブラジルの長かったアミーゴだが、アマゾン旅行もパラ料理も未体験とのこと。
僕の方は、昔取った杵柄、である。

うむ、わるくない。
アマゾンの発酵調味料トゥクピもここで買えることがわかった。
日本から帰ったら、さっそく。

さあ今日は思い切ってトライしておきたいことがある。
『COMO FOTOGRAFEI OS YANOMAMIS』というブラジルのドキュメンタリー映画。
サンパウロ市内の一館で上映されているのを知る。
明後日の訪日を控えて残務雑務がすごいが、日本での講座のためにも見ておきたい。
邦訳すると、「どのようにヤノマモの人たちを撮ったか」。
このポルトガル語タイトルは、最近ブラジルで多い YANOMAMI の表記をとっているが、僕は古巣の日本映像記録センターの表記にならって、そして僕自身が取材した彼ら自身が YANOMAMO と聞きとれる語で自分たちを称していたので、「ヤノマモ」と書く。

先住民ヤノマモの人たちは、国で言うとブラジルとヴェネズエラの山岳地帯を領域としている。
ブラジル側のヤノマモの人たちの保健活動に奔走するスタッフを通してみたヤノマモを描く。
文明と家族と離れて、この仕事にあたるスタッフの苦労は想像に余る。
インタビューの背景に映し出されるスタッフたちの生活は、かなり厳しいことがうかがえる。
しかしスタッフの多くが、いわばヤノマモ愛にとりつかれているようだ。

20代にして彼らと生活をともにする僥倖をいただいた僕は、自分のヤノマモ愛を検証しなければならない。


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