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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2018年の日記  (最終更新日 : 2018/09/19)
9月3日(月)の記 リオからの絶望

9月3日(月)の記 リオからの絶望 (2018/09/09) リオからの絶望
日本にて


日本の知人のフェイスブックでのシェアで初めて知った。
リオデジャネイロ国立博物館の深刻な火災!

ブラジル移住後まもなく、トンボのことでこの博物館を訪ねた。
コンタクトを取っていたトンボ研究者のジャニラ先生はその後、博物館長に就任した。
そして日本は高知のトンボ王国との橋渡しを続けて、ジャニラ先生の訪日が実現した。
http://100nen.com.br/ja/okajun/000061/20060325000573.cfm

この取材で何度、リオの博物館を訪ねたことか。
そもそも1980年代で相当な老朽化がうかがえた。

トンボのほかに僕の身近では人類学や考古学関係など、まさしくかけがえのない標本や遺物類がおそらく失われてしまった。
人類は、ここまで愚かだったとは。

絶望と無力感のなか、予約をしてあった演劇の鑑賞に。
石原燃さん作の『白い花を隠す』。
最前列座布団席というのに挑戦。
西暦2001年のNHK番組改編事件がテーマだ。
僕が直接知る人をモデルにしたとみられる人物が3人。

この事件はドキュメンタリー関係者として、第2次大戦の加害者国の国民として、そして安倍政権を許さない市民としてその歩みを知るうえでも、こだわり続けなければならない問題だ。
この問題を、演劇としてアップグレードしながら我々に問いかけてくれる石原燃さんと関係者の方々に感謝。

お芝居にこれほど引き込まれて、そして涙したのは初めてかと。
最前列は迫力たっぷり、小津監督になった気分。
しかし両隣の人にこっちの足の位置を気にするほどの小スペース。
首と腰あたりが…


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