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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2018年の日記  (最終更新日 : 2019/01/04)
10月7日(日)の記 油面の迷宮

10月7日(日)の記 油面の迷宮 (2018/10/12) 油面の迷宮
日本にて


離日前日。
早朝から出て、あれもこれもするつもりだったが…
体力的にも、肝心な離日準備にも差し障りそうだ。
予定縮小、まずは実家の身辺の片づけ。

午後、思い切って地元界隈の用足しに。
おそらくわが実家から最も近いギャラリー、油面(あぶらめん)の金柑画廊さんへ。
広瀬良二さんの『皺と襞』という個展開催中。
広瀬さん在廊中、僕より年配だがバミューダをはいた気さくそうな人。
お住まいが祖師谷とのことで、世田谷一家殺人事件の話などで盛り上げる。

これまた気になっていて行けずじまいだった油面の KUNIMA COFFEE に入ってみる。
エチオピアの豆があり、明日からに備えてそれをいただく。
まだ場所が確認できていない、この近くにあった舞踏家の土方巽さんのアスベスト館のあとをきちんと訪ねてみたい。
金柑画廊の太田さんに以前、場所を聞いてみたが、いま一つ要領を得ていなかった。

住区センター、老人ホーム、プロテスタントの教会…
そもそも夕暮れ、よけいわかりにくい。
袋小路の道に入り…
岡本太郎の太陽の塔のような、尋常ではない建物があった。
黄昏のなかでも、周囲とは異質。
暗がりで表札を確かめると、アルファベット表記で日本語とは思えない単語。
ここかも。

さあ、次の目的地、学芸大学の流浪堂さんへ。
ショートカットや知らない道にチャレンジすると、しばしば行き止まり。

そもそも、このあたりのことはまれに夢で見ている。
実際は僕の幼少時から平板な市街地だが、夢のなかの油面小学校の裏あたりは、森やら原っぱやら丘陵やら…

この夢は、いわば僕の夢のファイルのなかにあり、ときおりページが追加される。
このあたりは、縄文時代中期の油面遺跡の範囲だ。
さらに…90年近く前にわが亡父やその妹が遊んでいた頃を幻視しているのか。


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