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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2018年の日記  (最終更新日 : 2019/01/04)
11月29日(木)の記 大朝の昼夜上映

11月29日(木)の記 大朝の昼夜上映 (2018/12/08) 大朝の昼夜上映
日本にて


津和野の妙壽寺から宿に戻ったのは、午前1時。
今朝6時台のミッションも考えたが、体力的に日中のお勤めに差し障りそうでやめておく。
8時過ぎにお寺を訪問して住職にあいさつ。
朝霧が立ち、山から陽が差す刹那の津和野の美しさに、言葉をうしなう。

9時開館の津和野駅前の桑原史成写真美術館を出発前に見学しよう。
「僕が記録した『水俣』展」。
重い。
撮影者は、被写体の人の「私」の部分をどこまで公にしうるのか。
桑原さんのお仕事の発表は、両者の同意と覚悟があってのことだろう。
僕には、ここまでできないかもしれない。

津和野駅09:58発。
「スーパーおき」を昨日とは逆方向へ、島根の浜田駅へ。
青原さとし監督が広島から車で迎えに来てくれる。
僕にとっての青原さんはドキュメンタリー映像作家であり、姫田忠義さんの民族文化映像研究所のOBである。
青原さんは浄土真宗本願寺派の僧籍を持ち、今年から北広島・大朝の教信坊というお寺の住職となられた。
映画館のないその地域で映画を上映しちゃおうというのが今日のプロジェクトである。
車中、話題が絶えず、お寺には今日のために遠方からいらした宮本常一フリークの方がいらしていて、ますます話ははずむ。

午後から青原さんのお寺で上映。
青原さんは僧衣で登壇。
先回、島根で上映をしてくれた人、ブラジルがらみの共通の知人を持つ人などが来てくれて、アウエー感をいやしてくれる。
真宗の寺で、いきなり『生きている聖書の世界』の上映。
ちなみに今日の作品セレクトは、いずれも青原さんなり。
ついで『ギアナ高地の伝言』。

余韻とともに至近のカフェ「TSURUYA」さんに河岸を移して上映。
寺とはだいぶ顔触れが変わり、新たに緊張。
上映後に会場で懇親会、そのまま教信坊さんで懇親が続く。
地元の酒造の若旦那がとっておきの逸品を持参してくれるなどあり、盛り上がり続ける。

二日連続で河岸を変えての寺院上映というのは初めてだな。
今回は、いずれも西本願寺系のお寺。
あなかしこ。
「寺銭」の語源を調べてみよう。


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