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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2018年の日記  (最終更新日 : 2019/01/04)
12月7日(金)の記 物語の欠片

12月7日(金)の記 物語の欠片 (2018/12/10) 物語の欠片
ブラジルにて


近年の僕が日本で最も新刊の書籍を購入しているのは、成田空港の改造社書店だろう。
ほとんど文庫、新書だけど。

昨夜、サンパウロの我が家で休息タイムに入って以来、あれやこれやと書籍に手を出してみる。
落ち着いたのが、今回、成田で無税買いした原田マハさん著『フーテンのマハ』(集英社文庫)。
ああ、面白い。
ここも線引き。
そのなかから、ひとつ。

私は日の当たる窓際の席に陣取って、流れゆく風景を眺めながら、前後左右から聞こえてくるローカルな会話を耳に、その人の人生に思いを馳せたりする。そういうときに、ふっと物語の欠片(かけら)のようなものが浮かび上がる。それは大河ドラマや手のこんだ推理小説になるものではないかもしれないけれど、ささやかな人の営みの風景を描くのにとても役立つ。
(『フーテンのマハ』より。)


終章にある、彼女が子供の時に亡父とともに見に行った映画の話には驚いた。
宿命の親子が、ここにもいたか。

疲労と時差ボケに圧倒されながら買い物に出る。
家族のリクエストをもとに、夜はキツネどんぶりをこさえる。
キツネでリハビリ。


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