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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2019年の日記  (最終更新日 : 2019/01/20)
1月2日(水)の記 おどろきとどろき

1月2日(水)の記 おどろきとどろき (2019/01/05) おどろきとどろき
日本にて


がらがらの東京の街は気持ちがよい。
今日も午前中から富山妙子さんのところへ。

富山さんは齢97歳。
年賀状のあて名書きを仰せつかる。
が、区分けをしながら「この人はあたしが書く」とする人が少なくない。
このあたりに共感を感ず。

お疲れの様子と、午後から親類が来るとのことで、お昼過ぎに失礼する。
「通勤」中に気になっていた等々力渓谷に寄ってみよう。
はるけき高校時代。
高3でクラスが大学受験のよどんだ空気が立ち込めるころ。
僕は筆禍事件を起こして「自主謹慎」ということになった。
その最中、自宅を出てこの渓谷をさまよった。
この渓谷そのものと、崖面にある横穴古墳にひかれたのだろう。

あれから、訪ねていないかもしれない。
等々力不動側から降りることに。
初もうで客でにぎわう。
と、本堂から法螺貝と銅鑼の音が聞こえてきた。
チベット寺院の記憶がよみがえる。
本堂で護摩供をしていて、一般人もあがっていいという。
正座をして、ともに般若心経などを唱える。

さあ渓谷へ。
等々力の滝のささやかさには、あらためて驚く。
渓谷の小径はほどよく整備されていて、ここちよい。
横穴は一基のみチラ見できるようになっている。

冬の木漏れ日のもと、地質学的年代と歴史学的年代の錯綜に浸る。


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