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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2019年の日記  (最終更新日 : 2019/06/24)
2月21日(木)の記 雨とアート

2月21日(木)の記 雨とアート (2019/02/23) 雨とアート
ブラジルにて


新たなブラジル出国まで、あと二日。
今日は一気にアート系をまわろう。
あわただしいが、日本への土産話にもなるかもしれないし。

まずはブラジル銀行文化センター『パウル・クレー展』。
クレーについては恥ずかしながら、名前ぐらいしか知らない程度だった。
19世紀後半のスイスに生まれ、ドイツに移住。
バウハウスで教鞭をとる。
ナチスから退廃芸術のレッテルを貼られてスイスに亡命。
ナチス全盛の時代、そして第2次大戦勃発後に逝去。
晩年に描き続けた線画の天使像に、息を呑む。
これが、天使か。

次いでサンパウロの最前線の文化スポット、ヴィラ・マダレーナへ。
日本から来ているデザイナーの阿部航太さんの出版会。
阿部さんとは学芸大学の SUNNY BOY BOOKS さんの縁で知り合った。
http://abekota.com/
ブラジルに来て半年で、写真と日本語とポルトガル語でブラジルのグラフィティについての冊子を出してしまうのだから、すごい。
日本のアート系の友人知人へのいいお土産ができた。

夕方のスコール。
途中で雨宿りするが、かえってひどくなった。
メトロF・コウチーニョ駅前は車道から歩道まで冠水、激流となった。
次のイベントをあきらめるかどうか…
思い切って脛まで水に浸かり、激流に足を取られそうになりながら、渡河。

地上はこの浸水で、地下鉄はからりと走っているのがすごい。
IMSシネマテカで1970年代のアフロ系の短編映画特集。
邦訳すると『黒人尼僧の日記』というウガンダのシスターが主人公の短編を見たかった。
むむ、宗教外部の作家が観念でつくったフィクションといったところか。

靴はぐじょぐじょ、全身びしょぬれ。
ここで風邪でもひいたらどうなるか。
帰宅後、シャワーを浴びてアルコールをあおる気力があるから、だいじょうぶかな?


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