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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2019年の日記  (最終更新日 : 2019/04/18)
2月24日(日)の記 アジスアベバの裕次郎ワールド

2月24日(日)の記 アジスアベバの裕次郎ワールド (2019/02/27) アジスアベバの裕次郎ワールド
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エチオピア航空機に搭乗はしたが、個人モニターがきちんと機能しない。
どうやらその修理のために1時間ほど出発が遅れるが、その間に特にアナウンスもない。
12時間近く機内エンターテインメントサービスなしは、過酷なり。
いやはや、今回に限って機内持ち込み荷物に書籍を入れていない。

おっと、なんとか復帰したではないか。
ブラジル映画が二本あり、今回も一本はドキュメンタリー映画。
聞いたことのない作品だ。
『Construindo Pontes』、「橋をつくる」といった意味だ。
ズバリわが『橋本梧郎と水底の滝』シリーズと場所と時間が重なっていく。

父親はブラジルの土木技術者として、軍事政権下に主にパラナ州の幹線道路構築などの数々の国家的プロジェクトに従事してきた。
常に遅々とぶつかり合っていた娘は、決定的な事件をきっかけに父と袂を分かっていた。
数十年を経て、パラナの大学教員となった娘は、かつて父が撮影した8ミリフィルムの土木現場や家族旅行のシーンをともに鑑賞する。
ブラジルの軍事政権と左派政権について、ふたたび父娘は激論となるが、父のプロジェクトの現場に二人で旅をすることを決意する。

この映画はあの水底の滝、セッチ・ケーダスから始まるのだ。

さあ、アジスアベバに到着。
昨年、エチオピア航空をひいきにしたおかげで今回は空港のラウンジが使える。
ここのラウンジはどんなか、興味津々だった。

難をあげつらえばきりはないが、そこそこの食べ物、アルコール飲料もあり、Wi-Fiもきっちりつながる。
さすがに「食べる雑巾」とまで呼ばれるソウルフードのインディラは見当たらないが。
JALやANAのラウンジにも、納豆は見かけないし。

地元産の絵画が多いぐらいにあるのもいい。
洞窟内のキリスト教の隠遁者の絵に惹かれる。
このラウンジの雰囲気…
日本の石原裕次郎の映画の世界を想い出す。
「昭和な」みたいな言葉がうかぶが、安易に日本の元号で時代を例えることは極力、避けたい。

混沌の保安検査への長蛇の列を免れて、レッドカーペットから搭乗なる。


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