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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2019年の日記  (最終更新日 : 2019/06/24)
3月10日(日)の記 2時間半 一本勝負

3月10日(日)の記 2時間半 一本勝負 (2019/03/21) 2時間半 一本勝負
日本にて


この街東京で、3時間ほどの間におよそ10万人が焼き殺された。
東京大空襲から、74年。

今日も富山妙子さん宅経由で江古田映画祭へ。
今日の会場は、武蔵大学。
大教室がみっちり人で埋まっていて、驚き。
アーサー・ビナードさんの講演を聴きにつめかけた人たちだ。
直前の新聞記事が、火に油を注いだ模様。

まずは1982年製作の『ダーク・サークル~プルトニウムの恐怖』上映。
平たい教室で、この映画は字幕がめいっぱい下に施されている。
前方の人たちが少しでも字幕を読もうと頭を動かしてこちらの視界をさえぎり、こちらも頭を動かさざるをえず…

さて、感ずるところあって今日のビナードさんの講演のビデオ撮影を申し出た。
ギャラリー古藤の田島さんが最後列から三脚をすえて撮影をされるので、僕は最前列の前で膝をつき、三脚なしで撮影をすることにした。

事前に主催者に講演時間を聞くと、質疑応答、サイン会を入れて80分程度とのこと。
80分テープを入れて臨むが…
講演が押しに押して、ひとりだけ質疑応答に応じて堂々2時間半。
途中、テープ交換を余儀なくされたが、かつかつスペアを持参していて、なんとかカバーできた。
にしても、2時間半の手持ち撮影になるとは、もうへろへろ。

ビナードさんの講演は、絶品だった。
そもそも、日本語がきりりとしている。
美しく、ロジカルで、毒をも含む戦略がある。
現日本国総理大臣の破廉恥な日本語の真逆にあると言っていい。
いい講演を撮らせていただいた。

はからずも、東京大空襲の大火災の続いた時間と同じぐらいの長さとなった。
この時間の間に、10万人ひとりひとりの名前を読み上げることは不可能だろう。
亡母にもっと、この空襲の話を聴いておくべきだった。

ふらふらと学芸大学まで行って、いくつか所用。


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