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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2019年の日記  (最終更新日 : 2019/04/16)
4月8日(月)の記 大天使のヒアリング

4月8日(月)の記 大天使のヒアリング (2019/04/10) 大天使のヒアリング
ブラジルにて


さあ新たな平日のはじまり。
映像素材の家探しを行なう。
うう、見つからない…
気分は ♪『放課後』。

探すべき素材は、複数。
ひとつは『ブラジルのハラボジ』。
いわゆる「白素材」が見当たらず、やや青くなるが…
実現するかどうか未定の、ずっと先のことに気をとられていると、目先の地雷を踏んでしまう。

このたび「ラテンアメリカ探訪」という東京でのイベントから上映とトークのご依頼をいただいた。
して、先方のリクエストは『ブラジルのハラボジ』。
なかなかのヴォルテージである。

さて、この作品。
20数年前にブラジルのコリアン移民のパイオニアの「三田ハラボジ」と呼ばれていた長老に一期一会のインタビューをしたもの。
老ハラボジの言葉は聞き取りにくかった。
仕上げに際して、もっともハラボジの言葉に通じていたお嬢さんのご協力をいただいた。
ハラボジの全発言に日本語字幕をほどこしたが、聞き取れないところは「不明」とした。

して、昨年この作品を日本のホームグラウンド目黒鷹番で上映してみて、驚いた。

今回の上映のフライヤでお世話になったアーチストの佐々木岳久さんがこの上映にいらしてくれた。
そしてメールで、「不明」となっていた部分を自分には聞き取れた、と教えてくれた。
そしてそれは、彼の絵の世界を象徴するような言葉だった。

今回、あらたにこの作品の上映リクエストをいただいたため、字幕改訂版をつくる決意をした次第。
編集システムが恒常的に安定していれば、たいした手間ではないのだが、この作品はオシャカになってしまったシステムでつくっていた。
勝手の違う新システムでやり直すのが、なかなかの手間で、しかもうまくいくかどうかやってみないとわからない。

思えば佐々木さんとのご縁は、拙作『下手に描きたい』。
この作品はしばらく上映を見合わせていたが、このたび関西から上映リクエストをいただいた。
これも撮影は10年前、なぜかDVDのストックが払底してしまった。
あらたな素材起こしが必要であり、この原版も今日、発掘にかかった次第。


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