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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2019年の日記  (最終更新日 : 2019/08/15)
4月12日(金)の記 ある移民の物語

4月12日(金)の記 ある移民の物語 (2019/04/15) ある移民の物語
ブラジルにて


松井太郎さんの『ある移民の物語』の冒頭がちらついていた。
http://www.100nen.com.br/ja/okajun/000182/20090103004858.cfm?j=1

が、まさか、と思っていた。
午前中、レントゲン検査のため、東洋人街に出た。

先週、平日の夕方、営業時間のはずなのに理髪店の大塚さんのところが閉まっていた。
訪日旅行でもしたのかな?
ここのところ、僕は訪日の折に格安散髪に行っているので、しばらく大塚さんに切ってもらっていない。
大塚さんのところは前日に電話で予約して、たいがい先方がその時間に遅れて、ということもあり、気軽ではないのだ。

今週、電話をしてみると、番号は使われていないという。
今日、行ってみると内部を取り壊し中だった。
作業員のブラジル人に経緯を聞いてみるが、わからない。

並びのバール、金太郎さんで聞いてみる。
亡くなったという。
今年の一月。
ショック。

まだ70歳ぐらいではなかろうか。
大塚さんが店をたたむなら、僕は日本に引き揚げますよ。
それぐらいの軽口が出る間柄だった。
散髪中にうかがった諸々の話は、おいそれとこうした場にアップできない話が多い。
まさしくナマの戦後移民史を大塚流の教訓を添えてうかがってきた。

喪失感とともに、とりあえず散髪、どうしよう?


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