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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2019年の日記  (最終更新日 : 2019/09/15)
4月16日(火)の記 美の温泉夢想

4月16日(火)の記 美の温泉夢想 (2019/04/18) 美の温泉夢想
ブラジルにて


午後から次回訪日の件で、パウリスタ地区の旅行エージェントへ。
火曜はサンパウロ近代美術館(MASP)が無料なので、軽く美のシャワーを浴びてから、と気軽に考える。

なんと、MASPは驚異的な人の列。
火曜には時おり覗いているが、この人の出はセクシュアリティ美術展かも。
なにゆえに?
シカゴ美術館の名宝展を開催中だが。
入場までに1時間は優にかかるだろう。
あきらめて、向かいのトリアノン公園での読書で時間調整。
藪蚊にたかられる。

所用を済ませ、なんだか疲れ気味だが、どうしよう。
せっかく、ここまで来たし…
思い切って、これも気かかりだったトミエ・オオタケ文化センターの展示まで、足を延ばしてみる。
四つのテーマ展を開催中だが、いずれも面白かった。

現代アラブ写真展。
アラブ文化圏の写真家の作品展だが、僕には目新しい刺激。
アフリカの現代アート展での写真家たちの作品に触れた時の驚きを想い出す。
写真表現も、写真家の出自と成育環境に大いに影響されているだろうことが面白い。

オスカー・ニーマイヤー『創造の領域』展。
ニーマイヤー肉筆のスケッチ類の展示。
ずばり彼の創作が、全裸の女体や男女の交接のフォルムをもとにしていることがわかる。
日本のニーマイヤー展では、この類は削除されていたように記憶するが。

それこそ僕がMASPのセクシュアリティ美術展に打たれている頃、日本のいわば「教育ママ」から性的なことを喚起する表現を契機にありえない仕打ちをちょうだいしたことを想い出す。

ああ、見に来てよかった。
ここにはレストランがあり、カフェも飲めそうなのだが。
値段以外にもお高くとまっている観たっぷりで、ひとりでは入りにくい。
メトロも混んでくるし、わが家に帰るか。

美のシャワーもいいが、せわしないのは否めない。
美の温泉にゆっくり浸ってみたいな。


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