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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2019年の日記  (最終更新日 : 2019/08/21)
5月19日(日)の記 都のラザロを山形で

5月19日(日)の記 都のラザロを山形で (2019/05/27) 都のラザロを山形で
日本にて


朝イチの新幹線で山形へ。
施設に入居する叔母の見舞いがメイン。

この機会にカトリック山形教会のミサにあずかってみよう。
日本人の司祭は説教で都(京都)のラザロの話をした。
京都からやってきた僕は、びっくり。

都のラザロは、江戸時代初めの人。
https://www.cbcj.catholic.jp/wp-content/uploads/1988/08/tomas.pdf
彼は京都出身のおそらくハンセン病患者で、なにかの理由でフィリピンに渡っていた。
キリスト教が禁教とされていく日本への布教を試みる宣教師たちの通訳を務めることになるが、琉球で捕らえられ、長崎で殉教を遂げる。
一向にはルイス・ロレンソというフィリピン人もいて、彼も殉教、フィリピン人初の聖人となる。
神父はこのふたりの友情を描いた小説があると語ったが、何語で書かれたもの等、詳細は不明。

寒河江で、地元出身の写真家・鬼海弘雄さんの写真展を開催中と教えてもらう。
叔母の見舞いのあとで寄ってみる。
日本の市井の、ちょっと変わった人のポートレイトだが、キャプションが面白い。
撮影者と被写体の人物の関係がうかがえるのだ。
肖像の収奪と言えそうな写真が今日でも幅を利かせているだけに、鬼海さんのありかたがうれしい。

山形から日帰り。
さあ明日は富山さん訪問、そして上映だ。


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