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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2019年の日記  (最終更新日 : 2019/09/15)
6月1日(土)の記 夢とゴジラ

6月1日(土)の記 夢とゴジラ (2019/06/06) 夢とゴジラ
ブラジルにて


未明にDVDで黒澤明の『夢』を見る。
こちらにDVDがあるのだが、あらたに日本のDVDマガジン版を買ってきた。
この号はメイキングのDVDも特別に付いている。

画家の富山妙子さんの「狐シリーズ」のことを考えていて、黒澤監督の『夢』の狐の嫁入りのエピソードを想い出した。
黒澤監督は1910年生まれ、富山さんは1921年生まれ。
黒澤監督がもともと画家を志していたのも興味深い。
富山さんには黒澤監督の話をしても、これといったリアクションはなかったのだが。

あらためて『夢』を見ると、本多猪四郎監督の協力も得ているせいか、東宝特撮映画シリーズの枠を感じてしまう。
雪女のエピソードはセット感もろもろで、なくてもよかったような。
最後の笠智衆の台詞は、よく聴き直したい。
そしてラストカットは、タルコフスキーへのオマージュか。

今日は息子と世界一斉公開された『Godzilla 2』をシネコンに見に行く。
3D、および吹替えではないヴァージョンの上映を見つけるのに苦労したという。
初回の上映、さすがにすいている。

ううむ。
英語のセリフとポルトガル語のあっという間の字幕に付いていけない。
それにしても…
設定からして、そうとう多くの人間が死んでいる話のはずだが、血も死体も見当たらず。
さして魅力的でもない主要登場人物たちの生きるか死ぬかのシーンが続くが、それに思い入れができない。
なによりも、この時代に放射能を扱っていながら、被曝の恐ろしさが伝わってこない。

カイジュー映画とプロレスに理屈は無用、か。


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