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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2019年の日記  (最終更新日 : 2019/08/15)
6月7日(金)の記 核問題を観る

6月7日(金)の記 核問題を観る (2019/06/10) 核問題を観る
ブラジルにて


内覧用に編集してあった富山妙子さんの掌編映像をシェイプアップにかかる。
面白いと思う。

集中治療室に入っていた長老は、一般病室に入った由。
日中、見舞いに顔を出してから環境映画祭を2プログラムはしごすることにしよう。

まずは『Abrigo Nuclear(核シェルター)』という1981年ブラジル製作の劇映画を見る。
核汚染で地上に住めなくなった人類のお話。
あまりカネをかけていないのがうかがえるB級映画だが、この時期のブラジルでこうした映画がつくられていたことが驚き。

河岸を変えて、核問題のプログラムを追いかける。
今度は2本立て。
まず『The Atomic Soldiers』、製作国はオランダで2018年、23分の短編。
1950年代のアメリカの核実験に参加して被曝した兵士たちの証言だ。
秘密厳守を命じられていた生存者が、声をあげた。
自国の兵士たちにこのようなふるまいをする国が、他国、しかも属国にどのように臨むか。

ついで『Atomic Homefront』、アメリカの2017年の映画。
舞台はアメリカ合衆国ミズーリ州サンルイス。
ここにはウランの製造過程で生じる廃棄物の埋蔵地がある。
その地表での発火が生じている。

付近には住宅地が広がり、住民、特に子供たちに発ガンが続いている。
当局は核汚染を否定するばかり。
住民の、特にお母さんたちが立ち上がった。

核開発のパイオニアの超大国が現在、このありさまだ。
絶望的な状況だが、こうして声を上げている市井の人たちと連なることに希望を見出そう。
すでに核汚染の先進国となった祖国日本で共有してほしいドキュメンタリー映画だ。

帰宅は午後8時をまわった。
今日の夕食は、宅配のピザ。


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