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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2019年の日記  (最終更新日 : 2019/09/15)
6月18日(火)の記 六川さんと小津

6月18日(火)の記 六川さんと小津 (2019/06/19) 六川さんと小津
ブラジルにて


今日は何の日。
1945年、沖縄のひめゆり部隊に解散が命じられた日。
パウリスタ大通りに出ると「職業化学者の日」という掲示を掲げたマニフェストがあった。
ネットで調べるが、それは見当たらない。
その他、
「自閉症プライドデー」
「考古学出発の日」
などがあって驚く。

31年前の今日。
僕はフリーランスのTVディレクターとして日本テレビで放送していた『すばらしい世界旅行』の取材中だった。
サンパウロ市内でこの日、行われるブラジル日本人移民80周年式典の取材許可を主催のサンパウロ日本文化協会に申し込んでいたが、却下されてしまった。
代わりにサントス港で行なわれたイベントを撮影したが、こっちのほうがよかったと思う。

その時の撮影をお願いしたのが、六川則夫さん。
サッカー映像ジャーナリストとして今も現役の六川さんが、コパ・アメリカの取材でブラジルに来ている。
今日は試合はオフということで、ピニェイロス地区のホテルにうかがう。
いやはや、話は尽きない。

ホテルから徒歩圏のトミエ・オータケ文化センターに寄る。
カルロス・アドリアーノというブラジルの映像作家のシネポエムを上映中。
マルチスクリーンでいくつもの作品を同時に流しているような展示。
ひとつひとつをきちんと鑑賞しなくてもいいということか。

小津先生の映像がひとつのスクリーンにに映し出されているではないか。
『秋刀魚の味』か。
まさしく小津の映画の部分を解体して加工してつないでいる。
こうした作品がブラジルのドキュメンタリー映画祭で受賞したらしい。

思えば遠くに来たもんだ。
さあ、自分の仕事に戻ろう。
夜、家族の食事を準備してから気になっていた映画の鑑賞に赴くが…
上映中止の由。

この日は、一筋縄ではいかない。


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