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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2019年の日記  (最終更新日 : 2019/12/08)
8月14日(水)の記 ダンボと運び屋のメキシコ

8月14日(水)の記 ダンボと運び屋のメキシコ (2019/08/21) ダンボと運び屋のメキシコ
ブラジル→メキシコ


未明のサンパウロを出家。
緊張をたっぷり背負って、『地球の歩き方』を繰りながらメキシコを目指す。

アエロメヒコ航空は、最近フリークエントのエチオピア航空に比べてみると…
客室乗務員の愛想がよく、しかもきちんと仕事をしている。
エンターティンメントサービスの映画も、日本語吹き替え版ありなものが豊富でありがたい。

ティム・バートン監督の『ダンボ』なんていうのがあったのか。
さっそく見てみて、泣かされる。
ダンボには幼少の時に親しんだ覚えがあるが、ゾウの話ということぐらいしか記憶していなかった。
女曲芸師役に、身近な既視感覚を覚えるが、誰だったか思い出せない。

続いてクリント・イーストウッドの邦題『運び屋』。
われらがメキシコがらみの話ではないか。
いい映画だった。
イーストウッドというのは、つくづくすごい。

どちらも日本で今年公開された映画だと知るが、まるで僕の網に入ってきていなかった。

さあメキシコ到着。
トランジットで空港は通過したことがある。
いざ、入国。
ブラジルの大都市に比べると、なにかと緩く、ヤバさ度も低い感じ。
まずはUSドルを両替。
タンス貯金で変色した旧ドル紙幣を問題なくチェンマネしてくれた。

SIMチップの交換…
そもそもこの国際空港は Wi-Fiがつながらないという不安。
小さなスマホグッズ屋が空港内に2軒ほど見つかる。
チップのインストゥール無料、と書かれた、ちょっと大丈夫かいなといった感じの店に思い切って入る。
邦貨600円ほどで7日間使用可のチップ、しかもインストゥールがロハとは。
日本のBICカメラならインストゥールだけで2000yen以上とられるのだが。
おや、ちゃんとつながった!

ホテルまでは主催者が教えてくれたタクシー会社を探す。
チケット購入制で、350ペソ、邦貨にして約2100円。
こっちの価格にしてはいい値段だ。

大気汚染で知られる高原都市を行く。
ホテルまでタクシー乗車時間1時間以上。
ホテルは、シンポジウム会場のエル・コレヒオ・デ・メヒコに近い由。
あたりは巨大な銀行系のビルが並んでいるようだ。
僕には場違いなホテルのゴージャスぶりにたまげる。
これまで、取材でお世話になってきた人たちに申し訳ないという思い。
そうした人たちの尊厳と思い出によって、がんばろう。

さあ20時を過ぎている。
シンポジウムに参加する二人の知人もおそらく同宿のはずだが、出会わなかったようだ。
ホテルのばか高いレストランは避けて…
ブラジルで付近のレストラン事情を調べておいた。
その地図を頭において歩く。

オフィス街の夜の歩道は暗いが、サンパウロのようなヤバさはあまり感じられず。
お目当てのシーフードレストランは20時まで、その隣にオリエンタル料理の店があるがメキシコミッション最初の食事がオリエンタルではシャレにならない。
逆方向に向かう…

このあたりのオフィスを裏で支える労働者相手とみられる屋台飯屋が散見。
いずれ試してみよう。
心細い夜道を歩いて…
瀟洒なレストランバーにたどり着く。
思い切ってフンパツ。

ウエイターの早口のスペイン語は、聞き直しても意味がとれない。
メニューから、まずは国産ビール、そしてタコスをチョイス。
揚げチップとパン、それにワカモレと辛口ディップが出てきた。
これがオレの頼んだタコスだったのかな、ぐらいに思って食べ始める。
しばらくして別にしかるべき量のタコスの皿が出てきた。

マルガリータを追加。
メスカリか?と聞かれて他に何があるのかもわからず、スィーと応える。
フローズンで、口縁を赤辛いもので覆ったのが出てきた。

他の客は、こちら側のスペースにはビジネスマン二人ぐらい。
それらも帰るが、まだマルガリータは溶け切らない…
明日もあるので、引き上げるか。
チップを入れて、タクシー代と同じくらいの金額。
ま、初夜ぐらいいいか。


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