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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2019年の日記  (最終更新日 : 2019/11/14)
8月18日(日)の記 モクテスマとトラロック

8月18日(日)の記 モクテスマとトラロック (2019/08/27) モクテスマとトラロック
メキシコにて


モクテスマ。
メキシコを訪れた観光客が襲われる病名があったのでは。
検索してみるとビンゴ、モクテスマの復讐。
夜が明けるまで、数えていられないほどトイレに通った。
昨日は午後にタコスの小皿をつまんだだけ、夜に食べたものをくだすには早すぎる。

今日はティオティワカン遺跡に遠征の予定だが、道中のトイレは…
宿にいるうちに体内をカラにしておかないと。
ホテル付のタクシーで最寄りの地下鉄の駅に向かうが、なかなかえげつないドライバーだった。
こちらの最終目的地を聞いて、〇〇ドルでどうかと吹っかけてくる。
そもそも駅までの料金、昨晩の無認可風クモスケドライバー以上の金額を請求するではないか。
ホテルに訴えてやろうかな。

メトロを乗り継いで、メキシコシティ北バスターミナルへ。
それにしてもメキシコシティの地下鉄構内の趣向はなかなかだぞ。
サンパウロ以上に面白い。

ティオティワカン遺跡方面のバスのカウンターは長蛇の列。
おや、シートベルトもないバスとは。
運転手のだらけぶりは、ブラジルの比ではないな。

さあいよいよ人類史に名だたるティオティワカンのピラミッド都市の遺跡詣でだ。
今日もビデオ撮影料を覚悟していたが、そもそも無料で入場できてしまった。
日曜のゆえか?

まずは遺跡中最大の太陽のピラミッドを目指す。
いやはや、すごい列だ。
随所の列待ちで1時間はかかる。
ほう、切り石の積み重ねではないようだ。

頂上で舞うチョウの群れ。
気流の関係だろうか。
帰路、中腹で一服。
雨傘を日傘として使用。
メキシコ帰りの小説家の畏友、星野智幸さんがオトコも日傘の使用をと提唱していたのを想い出す。
おや、すぐ横から日本語らしき言葉が聞こえる。
観光に来たという邦人母娘だった。

だらだらと月のピラミッドへ。
水をもっと持ってくればよかった。

遺跡内に土産物売りは多いのだが、飲み食いできない手工芸品や飾り物ばかり。
荷物を減らしたいこんな場所でそもそもかさばるものを買う気が起こるだろうか。
なにかと解せないことが少なくない。

休み休み、最後にケツアルコアトルの神殿へ。
ほう、ここの神獣らしき石造物は見事。
すこしぽつんときたかなと思ったら、豪雨になった。
雨宿りできる場所は付近にない。
傘を差しても全身ずぶ濡れ。
僕がレンズを向けていたのは雨神トラロックだったとのちに知る。
止む気配もない豪雨。
ケツアルコアトルの神殿にひとり濡れ続ける。

帰路は地元民にもわかりにくいバス事情。
こちらは足元までぐじょぐじょ。
風邪、肺炎が心配だ。
できれば、思いきって夜遅くなってもグアダルーペの大聖堂を訪ねようかと思っていたが。
体調が心配でホテルに戻ることとした。
まずは熱いお湯だ。

今日は日曜のせいだろう、ホテル近辺の屋台も締まっている。
体調を考えれば断食が望ましいが、メキシコ最後の夜だ。
最寄りのコンビニも休みとは。
初日に歩いて行ったあたりの薬局系コンビニは開いていた。
ミネラルウオーター、缶のアルコール飲料、サンドイッチ類を買い込んでホテルでいただく。
明日に備えてネットで諸々を調べる。


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