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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2019年の日記  (最終更新日 : 2019/09/15)
8月28日(水)の記 先生たちと私

8月28日(水)の記 先生たちと私 (2019/09/01) 先生と私
ブラジルにて


外回りを今日、済ませようとも思うが…
家庭のシフトが変則となり、やめておく。
外出は銀行等の外回りにとどめて、ビデオ編集をすすめる。
『絵解く』シリーズ、今回も10数分の短いものとなりそうで、さしてややこしい作業ではない。
現在、作業中のはほぼゴールが見えたかな。

夜。
黒澤を見ようか。
『黒澤明の十字架』の著者、指田文夫さんが黒澤の遺作『まあだだよ』を「実につまらない映画」とフェイスブックで書いていたのに接したばかり。
重い言葉だ。
決して面白い作品だとは思っていないが…

『まあだだよ』を見よう。
主人公は「先生」。
僕にとって先生、と言えば故橋本梧郎先生。
あ、お命日は8月26日だったな。

『まあだだよ』には、改めて違和感が付きまとう。
第二次大戦中も、敗戦直後も背広とネクタイ姿ですぐにかつての恩師のところに集まれる男たちというのは何なのだろう?
敗戦後の先生のお祝いのパーティのばか騒ぎに、MPが駆け付けるシーンがある。
その際、野次馬として集まる復員兵、そしてパンパンと呼ばれた女性たち。
この人たちのことが気になる。
『酔いどれ天使』を見直そうか。

黒澤映画の集団の「芝居がかった」振り付けがどうも苦手である。
しかしこれも黒澤の初期作品『虎の尾を踏む男たち』がいわばミュージカルだったこと、黒澤がドキュメンタリー映画として取り込むほど 能に入れ込んでいたことを考えると、そうした様式美へのこだわりなのかなと思う。
指田さんより僕は黒澤にだいぶ甘いかも。

黒澤の他の作品を考えるうえでのカギがいろいろとあり、「実につまらない」とまでは思わなかった。
しかし大クロサワの最後の作品、他に何かなかったのかなとは思わざるを得ない。


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