移民百年祭 Site map 移民史 翻訳
岡村淳のオフレコ日記
     西暦2019年の日記  (最終更新日 : 2019/10/15)
9月3日(火)の記 イタリア協奏曲序章

9月3日(火)の記 イタリア協奏曲序章 (2019/09/12) イタリア協奏曲序章
→イタリア


さあサンパウロより5時間早いローマに到着。
ローマの空港でさっそく連れ合いとはぐれるが、大事には至らず。
今日からフィレンツェに3泊の予定。
どう行くか。
いったんテルミニ駅に高速列車で出て、それから別の高速鉄道で行こうということに。
眼は、民俗学者 宮本常一翁の気分だ。
車窓から見えるフローラは日本、ブラジルとはまるで違う。
作物はじめ、よく目につく植物がなんだかわからず残念。

フィレンツェの宿は駅から徒歩圏、街の目玉のドゥオーモ(大聖堂)至近だという。
住所と「地球の歩き方」の地図を参考にたどり着く。
サンパウロの旧市街のような年代物のビル、石畳の道の続く街だ。
ほう、宿は年代物のビルのイタリアでいう1階部分を使用している家族経営風のところ。
別の階は別のホテル。
まずは安心。
荷物を置き、チェックインは午後2時からなので、それまでテキトーに近くを歩くことに。
いちいち面白い。
ひとりなら躊躇するような裏道を歩いたり、カフェのある書店をのぞいたりして昼食。
午後の一服のあと、観光地化されていない地元の壮大な教会の夕方のミサにあずかる。

サンパウロのセーのカテドラル並みの大きさのドゥオーモあたりを散策。
サンパウロのダウンタウンも見どころはけっこうあるのだから、これくらいはきれいにして治安を保てれば、もっと観光客も呼べるだろうに…
付近は観光客相手のレストランが並ぶ。

一軒のウエイターから「イマムラ!」と話しかけられる。
このイマムラは、今村昌平のことだった。
このウエイター、相当の日本映画ファンでクロサワ、ミフネのあとでシムラときた。
今村の映画では『うなぎ』がいいという。
僕は『うなぎ』は見たことぐらいしか覚えていない。
彼とはブラジルのグラウベル・ローシャ監督の名前でも盛り上がる。

こっちがドキュメンタリーをやっていることまでは伝えたが、イマムラにもいいドキュメンタリー作品があることを伝え漏らしたな。


前のページへ / 上へ / 次のページへ

岡村淳 :  
E-mail: Click here
© Copyright 2019 岡村淳. All rights reserved.