移民百年祭 Site map 移民史 翻訳
岡村淳のオフレコ日記
     西暦2019年の日記  (最終更新日 : 2019/10/15)
9月5日(木)の記 フィレンツェのアイヌ

9月5日(木)の記 フィレンツェのアイヌ (2019/09/13) フィレンツェのアイヌ
イタリアにて


フィレンツェ見学最終日。
午前中はサン・マルコ美術館へ。
ドメニコ会の修道会を美術館としたもので、展示品はすべてカトリック関連といっていい。
僕にはソコソコ以上に面白いが、一般の方にはどうだろう?

イタリアに来て美術館で昨日以来、目にする光景だが、親が幼子に宗教画の絵解きをしているのが興味深い。
ホテルのテレビを航海してみると、カトリック関連の番組がしばしば、特化したチャンネルもあるではないか。
たとえば日本は、京都でテレビを見ていて仏教関連番組やチャンネルに行き当たるだろうか?
日本の仏教はなにをしているのかな。
統計によっては世界で最も仏教徒が多いのは日本なのだが。
寺の数だって。

昨日、フィレンツェの街を歩いていて人類学博物館というのを見つけた。
これについては宝刀「地球の歩き方」にも記載が見当たらない。
すでに泰西名画三昧で食傷気味、口直しに…

午後イチで行ってみることにした。
本館は、いきなり日本の能面の展示。
日本のアイヌの民具のコレクションまであるではないか。
わが南米大陸アマゾン低地のヤノマモの民具もあり。
世界の民族誌をひと通り概観できる好施設。
うーむ、イタリア人の民族学者、文化人類学者というのがすぐに浮かんでこないのだが探検家はけっこういたのがよくわかる。
ヤコペッティは映画監督か。

1930年代のここの館長の肖像画が展示されている。
https://www.instagram.com/p/B2YWzCpgGcz/
頭骨を抱いているのだが、館長の左の親指は頭骨の左の眼窩に挿入されている。
人類学と時代をよく反映していると思う。
藤田嗣治の戦争画なみに面白い、というか恐ろしくもある。

今日は夕方6時前にアカデミア美術館を予約してある。
どこまで見切れるか心配だったが、ここはウフィッツィ美術館に比べるとだいぶアメリカン:薄味でホッとする。
メインはミケランジェロのダビデ像。

屋内にある男性の性器も明らかな全裸像で、これほど衆目にさらされて撮影されているのは他になにがあるかな。
イタリアに来てから目にするのは、オトコのハダカばっかりだ。

フィレンツェ最後の晩餐は、スーパーマーケットにサンドイッチを買い出しに。


前のページへ / 上へ / 次のページへ

岡村淳 :  
E-mail: Click here
© Copyright 2019 岡村淳. All rights reserved.