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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2019年の日記  (最終更新日 : 2019/10/15)
9月17日(火)の記 Pierre Vergerの日本

9月17日(火)の記 Pierre Vergerの日本 (2019/09/22) Pierre Vergerの日本
ブラジルにて


用足しにパウリスタ地区に出たついでに。
サンパウロ イメージと音の美術館:MISまで足を延ばす。
新人写真家たちの写真展に合わせて Pierre Vergerの写真展が開かれている。
https://www.instagram.com/p/B2i_2P1gshF/

この写真家を意識したのは、ブラジルのサルヴァドールの美術館が最初だったかと思う。
先月、メキシコを訪ねた時、国立人類学博物館で彼の写真展が開催されていた。
https://www.instagram.com/p/B2wNxHTA-ad/
なるほど、この博物館で展示されるのも合点。
彼は1930年代にメキシコの様々な少数民族の人たちの写真を撮っていた。
写真にたしなみのある人が見れば、これだけのクオリティの人物写真の撮り手が被写体の人とどれだけの信頼関係を築いているかが察せられるというもの。
それが難しそうな人たちを、これだけの量もとらえていることに舌を巻いた。

今日は、さらにたまげてしまった。
彼はそれを世界中でやっていたのだ。
そのなかに、日本もあったとは!
ベタ焼きをコマごとに切り離して貼り付けたなかに、日本と表記されたものがある。
自分の幼少時代や、亡母の若かりし頃かと見まがうような。

おや、これは
1934年、太平洋にてとある。
https://www.instagram.com/p/B2joAHIAlwz/
目録などから察するに、日本の漁港かもしれない。
 
この写真家はフランス生まれ、世界中をまわるなかでアフリカに傾倒した。
そしてその延長でブラジルのバイーアに魅せられ、ブラジルに帰化してしまった。
当然、日本でも写真集が出ているだろうし、彼の日本での足跡と被写体は日本語でたどれると思って検索するが…
日本語のものは、彼にちなんだブラジルの基金の旅行案内ぐらいしか見当たらなかった。


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