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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2019年の日記  (最終更新日 : 2019/11/11)
10月13日(日)の記 教会に行く前に疑え

10月13日(日)の記 教会に行く前に疑え (2019/10/17) 教会に行く前に疑え
日本にて


訪日中の日曜日は滞在先のもよりのカトリック教会のミサにあずかることにしている。
知らない教会を訪ねるのは楽しみのひとつだ。
地方ではスケジュール上、どうにもならないこともあるが。

さて、江田島から一番近いカトリック教会は…
本州側のカトリック呉教会のようだ。
ネットでミサの時間を調べてみる。
カトリック広島司教区のウエブサイトの呉教会のページによると、日曜日のミサは7:00、9:30、12:00とある。
今日の江田島での上映の開場時間は、10時半だ。

早朝7時のミサ。
6時台の始発のフェリーで江田島小用港を発ち、呉港でタクシーを捕まえられればミサにも開場にもまにあいそうだ。
深夜までの懇親のあとの早起きはつらい…
が、なんと6時にはマリンバ海館宿泊組は起きていた。

島根からの高橋さんがホンキでミサに同行するという。
彼はタイで仏僧になることを志し、いまは島根で林業研修中という求道者だ。
フェリーのなかでもほかの乗客に怒られるかと心配なほどの声量で僕への質問が続く。
呉港には一台だけタクシーが。

まにあったか…
が、カトリック呉教会は森閑として扉を閉ざしている。
外の掲示板によると、日曜のミサは11時からのみのようだ。
お粗末。

高橋さんとはまだまだ話すべきことがある。
呉駅近くの喫茶店で、僕は味噌汁付きのモーニングを頼む。

さあ江田島開戦だ。
スタッフがブラジリアンソーセージを焼き始めた。
僕は添え物のヴィナグレッテソースをこさえる。
これがやたらに好評。

今日の献立はまず「南米の被爆者たち」。
午後の部で『移住四十一年目のビデオレター グアタパラ編』。
メインは『郷愁は夢のなかで』。

各地から善男善女にお集まりいただいた。
思わぬ人たちも、次々と。
質疑応答は、わが意を得たりの活気。
そして一同『郷愁は夢のなかで』で息を呑む。

終映後、屋外でジンギスカンをご馳走になる。
おう、これが半世紀の秘密を保ってきたという秘伝のタレか。
ブラジリアンソーセージには合わないけれども。

夜も更け、満月も天空にのぼり、屋内に河岸をかえる。
うれしい岡村作品論までかすかに耳にしたが、金縛り状態に疲れ切り、座敷に横にならせてもらって参加。


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