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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2019年の日記  (最終更新日 : 2020/01/06)
12月6日(金)の記 松山巡礼

12月6日(金)の記 松山巡礼 (2019/12/17) 松山巡礼
日本にて


松山にて、未明にホテルを出る。
昨日、見た千住博画伯の高野山金剛峰寺障壁画展。
会場で流される動画で千住師は空海を語っていた。

そうだ、ここは空海の築いた八十八カ所霊場の島ではないか。
徒歩圏に札所の寺はありや?
おう、道後温泉の先にブラジル人受けする51番!の札所、石手寺(いしてじ)というのがあるぞ。
1時間も歩けば着けそうだ。

朝まだきの坊ちゃんの街を、粛々と歩く。
ほう、ここか。
所せましのごちゃごちゃ感がいい寺だ。

境内を掃き清める人がいるぐらいで、さすがにまだ巡礼者もいない。
洞窟もあるのだが、午前7時に来るはずの担当が今日はまだ来ていない由。
憲法9条と仏教、といった冊子が take free で置かれている。
真言仏教界にも心強い先達がいるようだ。

いったん宿に戻って入湯、朝食。
バイキングの朝食は、夕食に勝るとも劣らない質量。
朝から中華系、チャーハンも。
チャイニーズ客が多いのかな。

松山のカトリック事情を調べておいた。
カトリック松山教会というのがあり、「初金」は朝のミサがあるとウエブサイトに書かれている。
教会のウエブサイトは信用ならないので、電話で確認。

ホテルをチェックアウト、荷物を引きずりながら松山城のある勝山の東縁を南下。
トイレに寄りたいと思ってわざわざ買い物までしたコンビニは、トイレがないという。
教会は概して身内以外にトイレが開かれていないし、いやはや。

教会にたどり着くと、東南アジア人らしい司祭がすでに祭壇に上がり、聖歌の練習をしている。
あとで地元の大学生とわかるが、しぶしぶ座り込んでいる感たっぷりの若者たちが聖堂の椅子の大半を占拠している。
司祭と音楽担当の信徒らが意思の疎通を欠き、険悪なムードに息を呑む。

大学生たちは授業としてミサ見学に来たことを知る。
後に調べるとミッション系ではない私立大学で、そもそも事前の学習も打ち合わせもできていないまま100人近い学生を連れてきたようで、聖体拝領のときは混乱を極める。
カトリックのミサも信仰もナメられたものだ。

さて、松山駅まで、荷物を引きずって。
午後の倉敷行きに間に合いそうだ。
駅あたりを歩くとモーニングサービスを12時、さらに13時まで実施している店あり。
恩恵にあずかる。

上りの特急はアンパンマン号ではなかった。
まず岡山の宿にチェックイン、荷物を置く。
入口はわかりにくかったが、ゆったり感のあるキャビン式の安宿。

さあ倉敷の蟲文庫さんへ。
店主の田中美穂さんは骨折、入院、閉店が続いていた。
お見舞いも兼ねて。
蟲時空を堪能。

明日の長島上映に奔走してくれた赤木さんから連絡をいただく。
宿近くで安飯でもと下見をしておく。
と、会わせたい人がいる由。
その方のお宅まで歩く。

初対面の方のお宅でごちそうになってしまい。
ヒバゴンの話などで盛り上がる。
赤木さんはなかなかの目利きで、出会いのプロデューサーだ。

 


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