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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2020年の日記  (最終更新日 : 2020/04/09)
1月19日(日)の記 星野智幸さんと世良美香

1月19日(日)の記 星野智幸さんと世良美香 (2020/02/05) 星野智幸さんと世良美香
日本にて


深夜1時、目黒の実家に帰宅。
午前5時には本日付の岡村上映まつり新聞の作成にかかる。

今日のメインは畏友の小説家、星野智幸さんとの対談。
なんと星野さんは『ブラジルの土に生きて』の主人公、故石井敏子さんのこさえたセラミカ(焼き物)を持参してくれた。

僕は星野さんにこれを謹呈したことも失念していた。
なかなかの逸品である。
敏子さんの生前に僕がもらったものを、拙作に映し出された敏子さんの姿にいたく感動し、そして拙作を応援してくれていた星野さんに差し上げたことを思い出してきた。

ブラジルのわが家にあった敏子さんお手製のセラミカの多くは引っ越し作業を頼んだブラジル人に見事に落とされてしまった。
石井延兼さんの遺品の時計と同じで、このトシコ作品は国外に持ち出したおかげで難を逃れていた。

拙作のなかで敏子さん自身が驚きの言葉を発しているように、星野さんも敏子さんの作品がいきもののように変化(へんげ)して輝きを増してくることに舌を巻いていた。
ギャラリー古藤オーナーの田島さんもこの焼き物を鑑定し、太鼓判を押してくれた。
カネにはかえられない価値がある。

星野さんとの対談は用意してきたネタに頼ることなく、話したいことをどんどん削っているうちにタイムアウトとなった。

新たに再生された敏子さんの「センプレ・ジュント(いつも一緒)」の語に今日も少なからぬ人たちが感応したようだ。

岡山から、現地での拙作上映会でお世話になったと星野さんにひとことお礼が言いたいと来てくれたアミーゴがいた。
まさかと思ったが、北海道で拙作上映会を開いてくれている女性が来てくれた。

私のつとめは明日も続く。


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