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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2020年の日記  (最終更新日 : 2020/06/03)
3月23日(月)の記 彼岸のアパレシーダにて

3月23日(月)の記 彼岸のアパレシーダにて (2020/04/02) 彼岸のアパレシーダにて
日本にて


渋谷で頼まれものの買い出し。
夕方の井の頭線の混雑に驚く。

いとしの西荻窪APARECIDAさんへ。
今日も上映告知は控えめにしたが、間隔的にもちょうどいいぐらいの方々が現れてくれた。
画家の富山妙子さん関連作品上映とした。

あの311事件の時も僕は日本に滞在していた。
原発事故以前から予定していたアパレシーダでの上映会を、カンパ額は被災者救済方面にあててください、という趣旨で決行した時のことを思い出す。
あの頃のイベントは、放射能被曝、余震、停電等々のリスクがあった。
地方から上京して一人暮らしをしているという女性が、部屋で不安で仕方がなかった、こういう集いがあってよかった、と涙とともに語られたのを思い出す。

富山妙子さんは西暦1962年に船でブラジルを訪ねている。
そのとき、富山さんのお手伝いをして、富山さんが当時描かれた絵を大切に持っているという人が以前、このアパレシーダに現れて仰天した。

今日も意外な知人が来てくれた。
彼女の富山さんへの関心は、反原発活動に奔走した故水戸巌先生がもと、ときいてこれまたびっくり。

今宵のメイン上映作品は『富山妙子素描・ラテンアメリカとの出会い』。
そのなかでラテンアメリカ文学研究者の高際裕哉さんが、在メキシコの日本人歌手について名前をあげずに言及している。
そのミュージシャンのことを、上記の意外な知人も店主のWillieさんもご存じで、これも驚き。
なんとお店の書籍コーナーにその人の著書もあり、破格の値段で譲っていただく。

アパレシーダとはブラジルの守護聖母で「顕現」の意味だが、まことに不思議なことが多いお店だ。
これからの氷河期をともに乗り切りたいと願をかける。


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