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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2020年の日記  (最終更新日 : 2020/06/30)
4月26日(日)の記 日曜籠城

4月26日(日)の記 日曜籠城 (2020/04/26) 日曜籠城
ブラジルにて


さてさて日曜。
本来なら、近くの路上市に海の幸とオルガニック野菜などの買い出しに行く。

外出制限令下だし、いま特にすぐに足りないものもない。
そこそこの人出もあるし。
今日はやめておくか。

日本からのSNSで、この時期のいわゆる巣ごもりを「籠城」(ぎょっ、「老嬢」と変換されて)とたとえるのを見る。
なるほど、籠城か。

思えばここサンパウロでも3月24日から外出制限令が出され(祖国日本ではようやく東京オリンピックの延期が発表された日だ)、僕がこちらに生還してから一か月。
おかげさまで水道も、電気も、ガスもいまのところ問題はない。

先日、書いた舟越保武さん作の『原の城』と題された落ち武者は、原城で籠城を続けたキリシタン侍だろう。
幕府軍が天草四郎率いる原城への総攻撃を決意したのは、外に出た籠城兵士を殺害して胃袋を開くと、わずかな海藻ぐらいしか食べた痕跡がなかったことによるという。

こちらは日本のような異常な買い占めの習慣はあまりない。
わが家のありものだけで食いつなぐとすると…一週間は持つだろうけど。
吾輩は断食で慣れてるし。
いずれにしても最後には日本から担いできた海藻類が残るかも。

今日は日曜でゴミの収集もなく、ゴミ出しにも出ず。
アパートを一歩も出ずに終わる。

 


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