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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2020年の日記  (最終更新日 : 2020/07/10)
4月27日(月)の記 サルガドのセルフィ

4月27日(月)の記 サルガドのセルフィ (2020/04/27) サルガドのセルフィ
ブラジルにて


さあ一日断食をしよう。
コロナ巣ごもり中にもってこいだ。

午後、事情により運転。
車検にも出したいし、洗車にも出したいが、外出制限下には見合わせよう。

カーラジオでクラシック音楽中心のFM「文化放送」を流す。
テレビの文化放送で今晩、セバスチャン・サルガドのインタビュー番組を放送するとの宣伝。
うーむ、夜10時からとは、テレビをつける気にならない時間だけど。

わが蔵書の大判、重い本の代表がサルガドの写真集。
サルガドはこの星を股にかけて活躍するブラジル人の写真家だ。

久しぶりにサルガドを動画で見る。
彼の活動の本拠パリからのスマホ撮りのような映像と音声。
眉毛が拙作『郷愁は夢のなかで』の西佐市さんのように真っ白く、ふわふわになっている。
西さんというより、サンタクロースか。

サルガドは近年、アマゾンの先住民の写真を意欲的に撮り続けている。
先住民にとっていかにコロナウイルスが致命的かを語る。

サルガドはアマゾンの写真をブラジルの楽聖ヴィラ・ロボスの曲の演奏とともに投影することを考えているという。
ヴィラ・ロボスの曲がもっと知られるべき、と熱弁するが、わが意を得たり。

サルガドはコロナ問題を訴える意図から、マスク姿のセルフィ写真をブラジルの新聞に発表したという。
いちいちやることがすばらしい。
日本の現首相の真逆のベクトルだ。

さっそくその新聞を探そう。
重いのと、訪日が重なって途中までになっていた彼の最新写真集『PERFUME DE SONHOS:夢の香り』をまたはじめから堪能しよう。
世界各地の家族規模のコーヒー栽培労働をする人たちがシュートされている。

この作品は、日本ではほとんど知られていないようだが。
コーヒー好きの方々は外出制限令下の新橋駅の写真の被写体の人々なみに少なくないと思うが、このサルガドの作品が共有されてなさそうで、もったいない。



  


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