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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2020年の日記  (最終更新日 : 2020/06/30)
4月29日(水)の記 ブラジリアングラフィティ

4月29日(水)の記 ブラジリアングラフィティ (2020/04/29) ブラジリアングラフィティ
ブラジルにて


ちびちびと拙宅内を片付けていて、美術本を並べた棚の本来の背表紙群がようやく見えるようになってきた。
今さらながら、こういう本は折に触れて手にとって眺められるようにしておかないとな。

最近の美術書のお気に入りは『GRAFFITI SP』(写真:RICARDO CZAPSKI)。
サンパウロのグラフィティのクオリティとヴァラエティを改めて痛感。
そして、絵画の持つ奥行きを実感。
絵画の初源にして本質だろう洞窟壁画に直結していると思う。

この写真集では極力、それぞれのグラフィティの作者の同定に努めているのもすごい。
日本のNHKには、まずこのあたりを基本として学んでほしいものだ。
この本の出版は西暦2018年だが、これに収められている作品の多くはすでに看取できなくなっていることだろう。
いっぽう洞窟壁画は数万年にわたって残り続けているものが少ないない…

ブラジル移住後、機会があればグラフィテイロと呼ばれるグラフィティ作家の活動をフォローするドキュメンタリーも手掛けてみたいと思っていた。
これは果たせていない。
先史岩絵については、そこそこの作品を遺すことがかなったけれども。

ちなみに他所の国と都市のグラフィティについてはそれこそ写真などでしか知らないが、サンパウロは世界的にもトップ水準だろう。
サンパウロのグラフィティについては、日本でコンタクトのあった阿部航太さんがブラジルに来て、いい仕事をしてくれている。
http://abekota.com/

さて僕も、これまでも危険都市サンパウロでこれはというグラフィティを見つけると、周囲の危険がなさそうで時間があればスナップ撮りをしてきた。
この本の刺激もあり、コロナ外出制限令下での食糧品買い出しの際に近所で目についたグラフィティをスマホ撮りしてInstagramにアップし始めている。
https://www.instagram.com/junchan117/?hl=ja
(随時、アップしていきます)

外出制限令下で人も車も少ないが、かえって向こうも必死だろう強盗が怖い。
通行人に罵声、咳痰、危害を浴びせてくる路上生活者も増えている。

サンパウロのグラフィティのメッカたるカンブシ、ヴィラマダレーナ、ピニェイロス地区に比べるべくもないが、わが地元のものもそれなりにじっくり見ていけば面白いかも。

 


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