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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2020年の日記  (最終更新日 : 2020/07/10)
5月5日(火)の記 横道のボブ・マーリー

5月5日(火)の記 横道のボブ・マーリー (2020/05/05) 横道のボブ・マーリー
ブラジルにて


近所のスーパーと青果店に買い物に出る。
ちょいと回り道をして、グラフィティを探してみる。

昨日は車で出たついでに、グラフィティ撮影を試みようとした。
だが、これはというものは車の停車がかなりむずかしいところばかり。
わが家の近くのちょっと危なめの住宅街の横道のものは、付近に目の座った男がスマホを持ってぶらぶらしている。
ドラッグ関係だろうか。

いずれにしろ、リスクを冒すこともないのでやめておく。

うむ、徒歩で渉猟した方が、はかがいきそうだ。
それなりに食指が動くものがいくつかあり。
これといったのをスマホ撮りしてインスタグラムにあげているが、一日一点をとりあえずの原則としている。
今日は、うれしい悲鳴。

スーパーの先の横道。
なにやら壁に控えめな整った字で描かれた文言がある。
https://twitter.com/junbrasil/status/1257855509249564672/photo/1

"O VERMELHO DOS MEUS OLHOS VEM DO VERDE DA NATUREZA"
「わが目の赤は自然の緑に由来する」、といった意味だが、さていわんとすることは?
ブラジルの国旗の色のことかと思うが、赤がわからない。

帰宅後、わが家のポルトガル語ネイティヴに聞いてみるが、わからないという。
検索するか。

似た言葉が、ボブ・マーリーの遺した言葉にあった。
英語版を探すと、
"Why green eyes,if I have them red? And if the red my eyes is the green of natura."
というのがあった。
https://yourworld.forumeiros.com/t264-as-frases-mais-bonitas-do-bob-marley

ボブ・マーリーの名言、格言は日本語のサイトでもいくつかあるが、これに相当するものは見当たらない。
そもそも僕は彼のことは名前ぐらいしか把握していない。
調べてみると…
ジャマイカ人のミュージシャン。
レゲエの先駆者。
汎アフリカ主義者。

ラスタファリ運動、エチオピアニズムというのに関与していた。
ラスタ・カラーというのが、このマーリーの言葉にある色に関連しているようだ。
拡がりと深さに、くらくらする。

サンパウロの住宅地の壁に、黒人運動の格言が書き込まれていたのか。
強引にたとえると、東京の住宅地の壁に尹東柱や金芝河の詩句が書かれているようなものか。

ブラジリアングラフィティ、これは退屈しないぞ。


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