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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2020年の日記  (最終更新日 : 2020/07/10)
5月8日(金)の記 ドイツ敗戦記念日

5月8日(金)の記 ドイツ敗戦記念日 (2020/05/09) ドイツ敗戦記念日
ブラジルにて


サンパウロ巣ごもり中。
ラジオが今日はナチスドイツの降伏により、ヨーロッパで第2次大戦が終結した日と教えてくれる。
そうか。
日本敗戦の8・15の日付は小学生時代から頭に刻み込まれているが、ドイツの方はきちんと覚えていなかった。

日本とブラジルだけ見ていると、たいせつなことを見失ってしまう。
ブラジルは、ヨーロッパに圧倒的に近い。
2月に確認されたCOVID-19もイタリア由来だ。
そもそも公用語はポルトガル語。

ブラジルの日付で大日本帝国の降伏は、8月14日。
日本の戦勝を信じ続けた複数の「勝ち組」の証言によると、ドイツ降伏時にはサンパウロの町で花火が上がるなどのお祝い騒ぎがあったが、日本の時はそれがなかった。
これが本来は日本が負けていないことの証拠という。
そもそもブラジルでは大西洋で民間の船がドイツのUボートの攻撃を受けている。
ブラジル軍は日系人も参戦しているのだが、ヨーロッパ戦線に派遣されて枢軸国軍と戦闘している。
ブラジルは1945年6月には日本に宣戦布告をしているが、実際の戦闘は生じてはいない。
太平洋に面していないブラジルにとって極東の島国の敗戦は、町をあげてのお祝いにも及ばなかったのだろう。

75年目となるドイツの敗戦記念日のドイツの代表の言葉の日本語訳が送られてくる。心を打たれる。


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