移民百年祭 Site map 移民史 翻訳
岡村淳のオフレコ日記
     西暦2020年の日記  (最終更新日 : 2020/08/07)
6月8日(月)の記 だらだらのみち

6月8日(月)の記 だらだらのみち (2020/06/08) だらだらのみち
ブラジルにて


ブラジル政府はコロナウイルスの感染者数、死亡者数の発表をとりやめてしまった。
犠牲者数も世界のトップクラスとなり、こうしたブラジルのニュースは通信社や日本の新聞社の支局から祖国に伝えられて、お見舞いのメールもいただいている。

僕もそうしたニュースは当地のテレビや新聞から得ているが、巣ごもり中でもあり、それ以上の情報はないといっていい。
毅然と対処しないと、だらだら続くと当初から言われていたが、ブラジルはその道を行くようだ。
長期戦の覚悟。

食糧品の買い出しに出て、外出時の日課のグラフィティ探しと撮影。
今日も好天。

おや、階下のアヴェニーダの角地を占拠していた路上生活者たちの、支道側が空になっている。
この一帯は商店になっているのだが、コロナ禍の営業規制で「シャッター街」となってしまい、雨露もしのげるので一気に路上生活者たちが増えた。
事情通に聞くと、付近のファヴェーラのドラッグをめぐるトラブルを逃れてきた人たちがほとんどだという。
女性もいる。
まだ明るい、人通りもある夕方6時にズバリ路上で性行為におよんでいたという近隣住民の報告もある。
近くでは、この人たち同志の路上の殺人もあったという。

路上生活者たちは収容施設を拒むケースが多く、この人たちの人権もあるのでむずかしい。
警察もドラッグ売買の現場を抑えたりしない限り、手を出さないという。
印象としては、コロナ禍が長引いてから、ふつうのおじさん風に見える人が混じるようになってきた。
僕もひとつ間違えれば、仲間に入れてもらわなければならなかったかも。

行政側から基本物資の配給はあるようで、マスク着用者が増えたがマスクなしでの大ゲンカ、咳こみなどはよく見かける。
いち外国人居住者がどうすることもできそうもない問題だが、まずはわが家にウイルスを持ち込むことを防がねば。

さて角の店のシャッターに描かれたグラフィティはなかなかの意欲作だ。
支道の側がいったん無人となったチャンスに撮影しておこう。
それにしてもオシッコの臭いが強烈。
https://www.instagram.com/p/CBLcgSHAhVm/





  


前のページへ / 上へ / 次のページへ

岡村淳 :  
E-mail: Click here
© Copyright 2020 岡村淳. All rights reserved.