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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2020年の日記  (最終更新日 : 2020/08/07)
6月19日(金)の記 台所の魔術

6月19日(金)の記 台所の魔術 (2020/06/19) 台所の魔術
ブラジルにて


わが家のニューフェイスの透明フタ付き大鍋を、今日も使ってみたい。
パエリャをつくってみようか。
家族の賛同も得る。

タイ風カレーをつくるときに買った海産物の冷凍ものが残っている。
その前の鶏肉の残りもあり。

肝心のブラジル米:インディカの長粒種がない。
近くの大衆系スーパーに行くと、5キロ袋ばかり。
1キロ袋はMOMIJIという日本米もどきのものだけで、しかもこれはブラジル米の倍の値段。
5キロ入りは重いし、わが家ではめったにブラジル米を使わない。
そもそもその日暮らしのブラジルの庶民には、値段的にも1キロの方が好都合だろう。
この大衆スーパー、小麦粉がなかったり、大衆生活との乖離が面白い。

ちびっと割高な店で、1キロ袋を買う。
こちらは迷うほど何種類もあった。

「肉眼に見えない世界を目のまえに提出させる魔術。」
これは岩波写真文庫の『レンズ』の一節。

これはガラスそのものにも当てはまりそうで、この透明ブタがまさしくそれ。
他の料理も並行していたので、透明ブタをながめ続けているわけにもいかないが…
これなら米の地表にいわゆるカニの穴が噴出してくる様も眺められるというもの。

うまい具合にできるではないか。
家族4人でこの手の料理のときは二合半、炊いて少し余る程度。
せっかくの大鍋なので余すこと承知で三合こさえたが、完食。

反省点は、チキンコンソメ塊が溶けきっていなかったこと。
次回はお湯で溶かしてから加えるか。

夜のニュース。
ブラジルの24時間のコロナウイルスによる死者は、1200人以上。
日本のこれまでの「公式」のコロナ死者総計を24時間で軽く凌駕。
商店などは平常に戻りつつあるが、これからこそ慎重にせねば。


  


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