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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2020年の日記  (最終更新日 : 2020/09/20)
7月19日(日)の記 グラフィティとの相性

7月19日(日)の記 グラフィティとの相性 (2020/07/19) グラフィティとの相性
ブラジルにて


冬の好天。
わが団地の中庭には、かなりの数のお年寄りたちが出ている。
日向ぼっこ、散歩、軽い運動。
ぐるりが柵で囲まれているので、ここなら市内定番の強盗の心配もない。

日曜の路上市に買い出し。
魚は、おすすめのブリにする。
おろしてもらう間に、恒例のグラフィティ採集。

ここのところ日曜は大通りの西側にくだってみて、収穫をあげている。
その一帯の踏査していない道をいこう。
ほう、日本の県人会の建物がある。
わかりづらいところだったが、ここだったか。

さらに歩く。
ああ、下の大通りまで来てしまった。
このあたりは路上生活の人がいて、スラム系もあり、ふつうにヤバい。
この通りそのものがかつては河川だったようで、どうやらそれに注ぐ支流が暗渠化されたらしい小径がある。

この小径が僕が象形文字系と名付けたグラフィティの回廊になっているではないか。
https://www.instagram.com/p/CC06idRgNYu/

大通りと交差するあたりにさっそく傑作があるが、ゴミに覆われている。
南米奥地の岩絵遺跡をほうふつさせる。
ひと気がないのがかえって不気味だ。
そそくさと写真を撮り、暗渠には深入りせずに日の当たる、ひと気のする方へと向かう。

サンパウロでグラフィティのあるところ…
ゴミ捨て場化している。
路上生活者がいる。
路上売春婦が近くで営業している。
スラムが近い。

一般市民が目をそむけるところばかりだ。
そこに最前線のアートがある。
おたかい美術館とは真逆のところに。


  


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