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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2020年の日記  (最終更新日 : 2020/08/06)
7月27日(火)の記 コロナ禍にベンザ               

7月27日(火)の記 コロナ禍にベンザ                (2020/07/27) コロナ禍にベンザ
ブラジルにて


わが家の便器のフタを取り換える必要が出てきた。
買い替えに行くのに、壊れた実物を持っていくのがよさそうだ。

どのように外すのかでまず一苦労。
そもそもフタは外せないのかと思い始めたころに、ぱかっと取れた。
わが子とクルマで買い出し。
日本でいうとホームセンターというのか、家周りのもろもろなものを商う大型店へ。

壊れたフタの持ち込みがセキュリティにひっかかる。
まあ便座の種類のあることあること。
ようやく店員を探し出して該当のものを尋ねる。

彼にもズバリのものを即答できない世界だ。
便器ごと写真をとってきてもらうのが助かるとのこと。
型番等でコントロールされていない世界か。

同様のものの値段はなかなか手ごわい。
フタだけあればいいのだが、便座も込みの販売のみである。

さて、帰宅。
買ったものはわが家のものと同系列だが、数年のうちに微妙に変化を遂げているのがわかる。
進化かどうかはともかく。
ポルトガル語の字の小さなトリセツを読むのももどかしい。
図説をざざっとみて、とりかへばや。

難航。
もとの便座のネジ部がさび付きもあり、すでにネジ山がオシャカになっているようだ。
そもそも狭い空間での作業だ。
ようやく手を入れられる程度で、肉眼視して妥当な姿勢で作業ができない。
トイレの床にあおむけになり、ようやく頭を近づけて…
とにかく難航。

ヘロヘロになったころに、思わぬかたちで解決に向かう。
いやはや、これで便座には多少、詳しくなったぞ。

日本からの日本人がブラジルのサービスエリアなどで驚くことがある。
個室の便器に便座がないことがしばしばなのだ。
それでどう用を足すかは、さておき。

なぜないのか、の問いの答えは便座をかっぱらっていく人がいるから、と聞いていた。
ブラジルでは、そんなものまでかっぱらっていくというのにリアリティを感じられなかったのだが…

便器のフタだけは買えないこと、便座はナミのものでコ一万するとなると…
少なくとも、フタは簡単に外せることがわかったし。

ブラジルの公衆トイレでは、さして掃除をしているのでもなく、こちらをうかがっているような清掃スタッフがいる。
チップ狙いかと思っていたが、備品持ち出しを監視しているのかもしれない。

おっと、移民船の備品をいろいろかっぱらっていったという戦後の日本人移民のことを思い出した。
ブラジルの日本人移民スゴイ。


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