移民百年祭 Site map 移民史 翻訳
岡村淳のオフレコ日記
     西暦2020年の日記  (最終更新日 : 2020/09/20)
8月7日(金)の記 コロナ禍ブラジルのちいさなこと

8月7日(金)の記 コロナ禍ブラジルのちいさなこと (2020/08/07) コロナ禍ブラジルのちいさなこと
ブラジルにて


家族サービスという言葉はいまひとつしっくりとこない。
かといって、ほかの適当な言葉が編み出せない。
今日は午前中から、まあそんなことで一日を終える。

コロナ外出制限令下のサンパウロでの、ささいなことを思い出す。
ニンニクを買う必要があった。
ちょうど外出先の交差点で、信号待ちの車に袋詰めのニンニクを売るおじさんがいたことを思い出した。

その時もおじさんはいた。
値段を聞くと、三つで10レアイス(約200円)だという。
先日、路上市で三つに数片オマケで5レアイスで買っている。
倍ではないか。
さすがに見合わせる。

その後、おじさんの立ち位置の近くのバンカと呼ばれる新聞雑誌を売るスタンドで、おじさんが売っているのと同じ袋の仕様のものが5レアイスと書かれて置いてあるのを目にした。
おじさんは僕に倍額を吹っ掛けたとみてよさそうだ。

3月以来、自宅で仕事を続けたわが子とふたりで、ねぎらいの外食。
グーグルマップで見つけた店だ。
店内飲食が可能と電話で確認しておいた。

行ってみると、広い店内に誰もいない。
調理場まで行って、奥に見えた男性に聞くと、開いているという。
奥のテラス席へ。
注文はスマホのオンラインでされたし、というシステム。

金曜の昼だが、けっきょく他には誰も来なかった。
勘定を頼むと、想定よりだいぶ高い。
そもそも基本料金がネットで見ていたのより高い。
勘定書きには金曜から週末料金、とある。

店員にただすと、自分は料理を運ぶだけで値段は知らない、オンラインで店に聞いてくれと言う。

わが子がまずネットで確認。
ネット上には月から金まで均一値段とあった。
勘定書きの方はひとりあたり10レアイス高い週末料金、さらに10パーセントのサービス料も加算されている。

オンラインでただすと、あらたに通常価格の勘定書きがきた。

コロナ禍でお互い厳しい。
そのなかでささやかでも買って応援、に吹っ掛けてこられると、少なくとも僕はあまり愉快ではない。

めったにスポーツなど見ることはない。
が、ワールドカップのブラジル戦サッカーなどを見ると…
反則はバレないようにやればオッケー。
勝てば官軍。
こういうのに慣れ親しんでいたら親も子供もどうなるかしらん、というのが毎度の感想。

それでも、いまの日本の政府よりはいいか。


前のページへ / 上へ / 次のページへ

岡村淳 :  
E-mail: Click here
© Copyright 2020 岡村淳. All rights reserved.