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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2020年の日記  (最終更新日 : 2020/10/18)
8月11日(火)の記 岡村淳の近視篇

8月11日(火)の記 岡村淳の近視篇 (2020/08/11) 岡村淳の近視篇
ブラジルにて


『金枝篇』へのオマージュである。

午後。
薬局、腕時計修理、日本食材店、スーパーマーケットに用事あり。
グラフィティはどこでスナップするか。

近くの小路のマンダラ系が日当たりもいいだろうと思ったが、まだ、あるいはもう日陰だった。

それでは、あのメッセージを撮るか。
こちらもまだ日陰だったが、ずっと陰の可能性あり。
壁のなかの民家は廃屋かと思っていたら先日、若者が庭の掃除をしていて驚いた。

「PLANTE SUA LUA」と型紙を使って2か所にスプレー書きされている。
直訳すると「あなたの月を植えなさい」。
末尾に赤い雫が描かれている。
https://www.instagram.com/p/CDwk9WTgLFz/
意味がよくとれない。

身近なこちらのネイティヴの大学出の人、女性複数に聞いてみるが、意味はわからないと言う。
ポルトガル語で検索してみて、驚いた。
https://www.daterraquecura.com/
女性の経血を大地に還そう、という運動だった。

それなりに奥が深そうなので、今日はざざっといく。
いくつかのウエブサイトを見るが、これは「先人から伝わる儀式」とあるが、どこのいつの先人の文化かはよくわからない。
いかにもありそう、ではある。
あるサイトにはそもそも経血はミネラル分などが豊富で、とある。

こういう分野は日本の方が進んでいるように思える。
日本語で「経血」「大地」「儀式」などでざっと検索してみると、意外なほどヒットがない。
これが目についた程度だ。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/antiGM/mens.html

ポルトガル語のウエブサイトではあるものは8月6日が、あるものは8月2日がこの活動の記念日だとある。
つい先日だったではないか。
が、どの日で、なぜかがわからない。

日本語のウエブサイトの最後で、つげ義春さんの『紅い花』を経血の表象としてあげていてギョッとする。
誠に偶然だが、ちょうどいま『紅い花』を読んでいるところなのだ。

ショックで、始まっちゃったらどうしよう…
僕にとってのいちばんの月経をめぐる思い出はアマゾンのヤノマモの少女のこと。
いずれそれは改めて。



  


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