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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2020年の日記  (最終更新日 : 2020/10/18)
8月13日(木)の記 『こころの湯』を想う

8月13日(木)の記 『こころの湯』を想う (2020/08/14) 『こころの湯』を想う
ブラジルにて


ポルトガル語のタイトルは『BANHOS』だった。
英語のタイトルが『SHOWER』だから、それの直訳だろう。
中国の原題は『洗澡』か。

今、調べてみるとブラジルでの公開は西暦2000年。
日本はそれに遅れて2001年。
サンパウロのシネクラブ系の映画館に気になる監督の日本映画を見に行くつもりだった。
僕のスケジュール表の読み違いで、映画館に着くとお目当ての映画の公開はもう終わっていた。
上映されていたのが、なんだかよくわからない中国映画だった。
『洗澡』を知らない子供たち…
地下鉄代まで出して、夜に時間をつくってわざわざ出たのだし…

逃した映画の大きさにくらくらしながら、ダメモトでその映画を見る。
すばらしい映画だった。
すでに全体をよく覚えていない。
北京で大衆浴場を営むおやじさんが、中国の風呂にまつわるさまざまなエピソードを語る、といった話だったかと。

すでに老齢のおやじさんには、知的障害を持つ年齢的には成人の息子がいた。
銭湯業の合間に、おやじさんと息子が他愛もないことをして遊び、大笑いをして喜び合う。
そのシーンに息を呑んだ。

そのことをずっと想ってきた。
だいぶ後になってこの映画は日本では『こころの湯』というタイトルで公開されたと知る。
ナイス!

今日はそんなことを想いながら家族と過ごす。


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