11月9日(月)の記 コーヒーにわく (2020/11/09)
コーヒーにわく ブラジルにて
僕自身はコーヒーがないとダメということもない。 紅茶、緑茶、マテ茶…、いずれもよろしい。 週に何度かは家族用に薬草ブレンド茶をこさえている。
いっぽう朝はコーヒー! という家族もいるのでほぼ毎朝、コーヒーをドリップしている。 さあその、コーヒー殻というかカスをどうするか。 こういうのが簡単に捨てられなくて。
ニオイ取りにいいとのことで、紙フィルターごと冷蔵庫やトイレに置くようにした。 トイレのアンモニア臭の除去によいとのことで… ところがトイレに置いたものは数日ぐらいでカビが生えてきた。
コーヒー殻はほぼ毎日、出るのでローテーションで古いのはゴミ箱へ。 さて、先日。 トイレに置いたものをのぞいてみると、小さなウジ虫がうじょうじょわいているではないか。 虫よけに置いたものに虫がわく、といった図だ。
家族に言うと大騒ぎになりそうだから、黙って処理。 しかしよりによってコーヒー殻オンリーの場所に…
最近、小アリがわが家のあちこちに出てくるようになった。 パソコンにたかるとの苦情も家族から。 かつてブラジル奥地の取材で、ひと晩で充電器内部に小アリが群がって営巣していたこともあった。 アリをナメてはいけない。
調べてみると、コーヒー殻はアリを忌避させるのにも有効、とある。 アリのフェロモンを攪乱させるとの説明に納得。 僕の根本的な間違いは、コーヒー殻を乾燥させなかったことだと気づく。 さっそく窓際に新聞紙を敷いて、湿ったコーヒー殻を乾燥させにかかる。
冷蔵庫のものはよしとして、トイレに置いてあったものには小バエの成虫がたかっていた。 さあこれはどうしようか。 コバエの生態観察にはもってこいだが、家族の目があるし。
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