12月26日(土)の記 クリスマス明けのスナップ (2020/12/26)
クリスマス明けのスナップ ブラジルにて
クリスマスの翌日にして土曜日。 しかもコロナ禍がふたたびピーク時に迫る悪化。 街の商店の開き具合は通常の半分以下。
近くの大衆系スーパーへ。 24日はあれもこれも品薄、しかも値段も上がっていたが… 昨日はさすがにここもお休み。
26、27日限定の安売りがさっそく始まっているではないか。 客足も少なめ、店員もリラックスした感じ。
野良犬が店内に入ってきた。 それを追う若い男の店員も、あまり気合は入っていない。 ブラジルは、狂犬病が吸血コウモリなどからもヒトにおよぶ危険のある国だ。 発病したら、100パーセント助からない。 死に至る。
狂犬病もウイルスによるもので、僕も吸血コウモリの取材を手掛けている。 ウイルスと環境破壊の問題として先の立教の講演でご紹介したかったが、割愛したエピソードのひとつ。
レジが僕の順番となる。 後ろのおばちゃんが「お金、落としたわよ!」と声をかけてくれる。 10レアイス札(約200円)が落ちていて、ポシェットから財布を取り出したところだが、自分が落とした気がしない。 が、ややこしいのでお礼を言って収めることにした。 「どっきりカメラ」かなにかか?
このお金はキープして、一件あたりとしては大きいから、割って物乞いなどの困窮した人に回すとしよう。
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