1月7日(木)の記 すき家のアラー (2021/01/07)
すき家のアラー ブラジルにて
午前中、距離の離れたスーパーのハシゴ。 最初の店でオレンジやジャガイモ、大ぶりのブロッコリ等々を買い込んだ。 買い物バッグがいっぱい、重量もそこそこになってしまった。
今日はこの辺にしておこうかとも思うが… 家人から、頼んでおいた安売りのアルコールはどうしたの?と詰問されそうだ。 歩きながら買い物バッグのなかを積み替えて。
もう一軒では、そのチェーンのオリジナルらしいエコバッグも一つ買うという妙案を思いつく。 これは日本へのちょいとした土産物にもなる。 なんとか1リットルの70パーセントアルコールx2ほかを収納。 このスーパーは日本に先駆けてレジ袋は有料なのだ。
今日のグラフィティはすでにスナップ撮り済み、軽くチェックもしている。 バッグ二つを抱えながら、大通りを歩いて戻る。 牛丼のスキヤの店内のグラフィティを外から見やりながら。
牛丼チェーンの「すき家」のブラジル進出は西暦2010年から。 いまは20軒以上になるという。 僕が利用したのは、ほんの数回。 決して高くはないが、自分でつくった方が… それに日本と違ってタダのお茶などもなく、飲み物代がバカにならない。
さらに歩くと、向こうから日本人夫妻か。 妻らしき女性「スキヤっていっただいどこにあるのよ?」 と年配の夫らしき男性を詰問する日本語。 どことなくナマリを感ず。
反射的に「このもう少し先にありますよ」と日本語で声掛け。 70前後ぐらいの女性はマスク超しに「アラーッ!」と言いながら瞬時の笑顔を見せ、そのまま歩き去っていった。
まあ向こうも驚いただろうけど。 もう一言ぐらいあってもよさそうかも。
このことをウエブ日記ねたにしようかと帰宅後も考える。 そもそも「ありがとう」に相当する御礼のコトバの存在しない少数民族もいるしな。 男性の方はなんの反応もうかがえずに歩き去って行ったので、妻はそれをフォローするだけで精いっぱいだったのかも。
わが地元のメトロのサウーデ駅は、サンパウロ隣接市とのバスターミナルになっている。 この夫妻も近郊から出てきて、昼食はスキヤとやら行ってみようかということになったといったところか。
わが家の徒歩圏にスキヤは二軒あり。 どうも一軒ごとに店内に描かれている和風グラフィティは異なっている感じ。 それ狙いで入ってみるかな、いずれ。
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