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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2021年の日記  (最終更新日 : 2021/04/10)
2月6日(土)の記 リスク・コミュニケーションとオンライントーク

2月6日(土)の記 リスク・コミュニケーションとオンライントーク (2021/02/06) リスク・コミュニケーションとオンライントーク
ブラジルにて


昨年3月の訪日時。
そもそもウイルスとはなんなのかの基本を学ぶ新書か文庫が欲しかった。
新刊書の並ぶ本屋で平積みにされていた一冊が『「感染症パニック」を防げ!リスク・コミュニケーション入門』という岩田健太郎さん著の光文社新書。
岩田さんの名前は昨年2月のダイアモンド・プリンセス号告発事件で知った。

この本には「緊急重版!」「新型コロナウイルスを『正しく恐れるために」という帯がかけられている。
まずは購入。
ところが。
僕の知りたい、ウイルスとは、感染症とはという基本はすっぽかされている。
それどころかタイトルにもある「リスク・コミュニケーション」とはなにかについても端的に簡潔には説明されず、僕のアタマでは混乱するばかりだ。

ブラジルに持参したもののそのままにしていたが、改めて読み直してみた。
他の良著などでウイルスや感染症についてある程度の知識を得ている。
意外だったが、この本の「プレゼンテーションの準備」の稿がオンライントークについて僕が探りえていたことと重なり、面白かった。

「一番多い間違いは、プレゼンテーションの準備を『スライド作り』と勘違いすることです。(中略)スライドを完成させて満足してしまい、その先のプレゼンの練習を怠るのです。これでは本末転倒です。
 あくまでも、スライドはトーク(しゃべり)のついでにある添え物です。トークこそがプレゼンテーションの主役なのです。」
「(引用者註:自分がスライドをほとんど使わなくなったのは)噺家がそうするように、スライドを示さないでも、相手の想像力を喚起することで、ほとんど医学的なトークができるようになったためです。」

これはわが意を得たり。


 


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