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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2021年の日記  (最終更新日 : 2021/04/10)
2月19日(金)の記 聖市から王塚古墳を想う

2月19日(金)の記 聖市から王塚古墳を想う (2021/02/19) 聖市から王塚古墳を想う
ブラジルにて


午前中、サンパウロ市内の知人のところに届け物に行く。
少しうかがいたいこともある。
靴を脱いで上がらせていただく。

先方は第2次大戦後の日本からの移住者。
いわゆる花嫁移民だ。
僕の移住当初からの知り合い。
福岡の出身とは聞いていたが、王塚古墳の近くというのは初耳だった。

王塚古墳!
日本の装飾古墳の筆頭にあげられる文化遺産だ。

検索すると「アートな装飾古墳のススメ」というタイトルの福岡県のネット記事が見つかるが、言い得て妙。

カラフルな三角模様で覆われた石室は、草間彌生さんの世界を思わせる。
別のネット記事によると日本の装飾古墳で用いられている6色のうち5色がここで用いられ、色数最多の由。

死と古墳のもたらす暗闇のイメージの真逆である。
仏教の極楽、キリスト教の天国のイメージより僕にはここちよい。

もう四半世紀以上前だが、日本で装飾古墳についての企画展があった。
王塚の三角づくしの絵ハガキをだいぶ買ったが、出し尽くしてしまったかな。

王塚古墳は6世紀中ごろの地区とされ、1934年に土木工事中に偶然、発見されたという。
そして僕が今日、サンパウロで訪ねた人はなんと、この装飾古墳の模写作業のお手伝いをしたというのだ!

今日、古墳内部は特別な時のみの公開となり、復元施設が隣接している。
彼女は鮮明な復元より、剝落のリスクのあった実物の方がよかったという。

縦横無尽にアートを中心としたお話をうかがえた。
裏庭に面した風通しのいいキッチンであったが、すっかり長居をしてしまった。
そのお宅のある道のはじまるアヴェニーダの角にあったグラフィティ。
午前中は逆光でまたの機会にとと思っていた。
帰りは木陰だが順光になっていて、スナップ。
https://www.instagram.com/p/CLfLWJLHfLG/


  


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