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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2021年の日記  (最終更新日 : 2021/10/28)
9月5日(日)の記 からいすっぱい

9月5日(日)の記 からいすっぱい (2021/09/05) からいすっぱい
ブラジルにて


夜、わが子とピザ食べ放題のレストランに行く。
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ウエイターが「お飲み物は?」と聞きに来る。
「何がありますか?」と聞き返すと、
テーブルの端にあったQRコードからアクセスするように言われる。
いまやスマホがないと飯屋のオーダーもできない。

ワインは…
うー、市販の倍以上の価格だ。
オンラインメニューにあるワインの「ナマ」は、ないと言われ…
とりあえず、ふつうのナマ。

ふむ、メニュー上はブラジルのナショナルカクテル・カイピリーニャの種類が充実しているようだ。
イッパイの価格が、安い飯屋の定食代ぐらいなのだが…
話のタネに、シチリアレモンとジンジャー入り、というのを砂糖は別でオーダー。

当地でリモン:limaõ と呼んでいるのはライムである。
ふつうカイピリーニャはこれを使う。
シチリアレモンは日本でいうレモンに近い。
ジンジャーは控えめで、悪くない。

シチリアレモンとリモンの味の違いをどう表現したらいいか。
違うのはわかるが、味の言語言語はむずかしい。

在日本の方々、ユズとスダチとカボスの味の違いを表現できますか?
ワインの解説にバニラの香りやらアーモンドのテイストなどとあるのをみるが、他にたとえようがないのだろう。

ふと「からい」という味の表現を想う。
トウガラシの品種別のからさの違いを表現するのもむずかしいと思う。
そもそも日本語では「しおからい」も「からい」だし。

トウガラシの日本到来は16~17世紀とされている。
おそらくこれまで未知だった味覚が「からい」と表現されたのだろう。
サンショウやワサビとは明らかにことなる「からさ」。

「しおからい」との混同を500年たっても招き、日本語の「からい」という表現のなんと「あまい」ことか。


 


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