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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2021年の日記  (最終更新日 : 2021/10/28)
9月18日(土)の記 フレームのうちそと

9月18日(土)の記 フレームのうちそと (2021/09/19) フレームのうちそと
ブラジルにて


僕にとって表現でたいせつなことは、それ自身から直接には看取できない大きな柱をどれだけその周囲と背後に張り巡らせているかではないかではないか。

今日的経済的視点の真逆にありそうだ。
ひとつの大きな表現を仕上げるにあたって、自分に課した展示を見に行こう。
トミエ・オータケ文化センターのPierre Verger展。
サルガドを同時代でもっとも地球を歩いた写真家、と書いてみたが、その前にこのVergerが、いよう。

パリで生まれて、まさしく世界中を歩いて人々をフレームに収め…1930年代の日本訪問の写真だけでも誰かと語りあいたい。
Vergerは第2次大戦後、アフリカを経てブラジルに出会い、ブラジルに移住して骨をうずめることになった。

僕はこれまでブラジルとメキシコで彼の写真展を見てきた。
日本では見事に知られていない世界的な写真家のひとりかと。

今日は解説やキャプションはスルー。
きちっと撮られてきちっと展示された写真の妙を浴びる。
ざざっと見て、彼のフレームは真四角であることに気づく。

同時並行開催中のブラジルの国民的画家Di Cavalcanti、およびアマゾン河口の州パラの州都ベレン出身の写真家luiz Braga展もざざっと見るが、いずれもスゴイ。

きちんとフレームされたものが、それを吟味して展示会場で新たにフレーミングされている。
妙にして、快。

映像、画像表現におけるフレーミングについて日本ではどれほど語られているのかな。
僕が知らないだけか? 






 


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