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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2024年の日記  (最終更新日 : 2024/05/03)
3月2日(土)の記 大泉の大壁画

3月2日(土)の記 大泉の大壁画 (2024/03/12) 大泉の大壁画
日本にて


群馬大泉の「シェルター」にて。
伊藤修さんは午前5時半から作業を開始する由。

「伊藤時間」は時差ありや?
こちらは5時過ぎに起床してスタンバイ、部屋の戸を開けておく。
5時40分まで行かないうちに、伊藤さん登場。

昨年8月に作画したワールドプラザ(旧ブラジリアンプラザ)ビルの側面に伊藤さんが描いた大壁画に加筆するというので、万端繰り合わせて同伴した次第。

写真で見てもピンとこなかったが、昨夕、実物に接して驚いた。
銭湯画にして何湯ぐらいの大きさだろうか。

外は氷点下、日昇前。
雪の妙高高原以上に冷え込むではないか。
あとでこれが上州名物からっ風、赤城おろしだと教えてもらう。

駐車場に面した壁面だが、壁面すぐにフェンスがあって、作画にも撮影にも支障あり。
伊藤さんはひとり脚立、ペンキ類をかついで作業に取り掛かった。

昨晩、気になってスマホ撮りしてインスタにあげておいたグラフィティはロギンヒャ難民の子供と大人が描いたものだという。
https://www.instagram.com/p/C3_h-V9vcWc/

伊藤さんの手掛けた壁画の方には、ウクライナの子供たちがブラジリアンプラザに送ってきた絵画を複製したものを配していた。
伊藤修という人は、アーチストとしてタダ者ではないことを改めて思い知る。

想えば僕がパンデミックの始まったブラジルで毎日、グラフィティを探してインスタグラムにあげるようになって4年になる。
https://www.instagram.com/junokamuracovid20_23/

だが、こうして動画で撮影しようというのはこれが初めてだ。
伊藤さんは画面で間の抜けていたところにヒマワリの花を描き始めた。

今日は午前11時ごろに地元の新聞の取材があるとのこと。
この施設のパトロンの来訪と陳情や会議もある由。
伊藤さんはそれまでに終わらせるという。

とにかく身心が冷え込む。
ここで連泊のつもりだったが、肝心の伊藤さんの作画も昼までの由。
スマホで調べてそう遠からぬところに宿泊可能な大衆温泉があるのを知る。、そちらに一泊することにした。
明日は水戸への移動と上映がある。
身心を温めて休まないともたないかも。

伊藤さんの大作は、こんな感じでほぼ完成しました。
https://www.instagram.com/p/C4BbWvASC4F/








 


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