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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2024年の日記  (最終更新日 : 2024/05/03)
3月14日(木)の記 イエスとその祖母

3月14日(木)の記 イエスとその祖母 (2024/03/20) イエスとその祖母
ブラジルにて


今日はコリアンタウンでの買い物に行くか。
メトロの最寄りの駅近くにカトリック聖美術館がある。
なにか特別展をやっているかなと調べると「サンパウロの聖アナ」展というのを開催中ではないか。
行こう。

聖アナは、聖母マリアの聖母で、イエス・キリストの祖母にあたる。
西欧圏でのアナ、アンナといった名前はこのおばあちゃん由来だ。
『新約聖書』には彼女についてわずかしか書かれていないが、後世の人たちが伝承を膨らませてきた。

この展示は面白かった。
聖アナはあのインテリなイエスの祖母ということで、教育者と見られたようだ。
https://www.instagram.com/p/C4hs9GgOgkj/
聖母マリア像の場合はミケランジェロのピエタ像が最たるものだが、これが死を迎えたイエスの母親佳代と思わせる若さで表現されることが多い。
だが、さすがに教育ババ・アナはそれなりの年齢の女性として表現されている。
ちなみにこのインスタの像は、ブラジルを代表する彫刻家・アレイジャジンニョの作とあった。

あな、をかし。
コリアン街でキムチとゴロッケを買い、冷たいカフェラテをいただく。
コーヒー牛乳だな。


 


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