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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2024年の日記  (最終更新日 : 2024/05/03)
3月18日(月)の記 シリーズ どうして僕はこんなところに

3月18日(月)の記 シリーズ どうして僕はこんなところに (2024/03/24) シリーズ どうして僕はこんなところに
ブラジルにて


新たな動画編集作業に突入せんとす。

沖縄・平安名島での記録に「どうして僕はこんなところに」という副題を付けたが、このシリーズという位置づけにしてみようか。
http://www.100nen.com.br/ja/okajun/000262/20230116017105.cfm?j=1

僕の方は撮影をするつもりはなかったが、現地側がどうぞということで機材を準備して撮影をすることになったという共通点がある。

今回のは、西暦2017年に撮影したもの。
日本でのカトリック関係の上映で知り合った人が、僕を御殿場の神山復生病院に案内したいという申し出をいただいた。
神山復生病院は日本最古のハンセン病患者の療養所として知られている。

予定を調整して申し出に応じると、現地側は僕のインタビューに応じる入居者の方も手配するので、どうぞ撮影してくださいとのことだ。
後にも引けず、撮影の準備をして現地に向かった。

そして初対面の、事前に予備知識のない人にぶっつけ本番で1時間以上のインタビューを行なうことになったのだ。

これをそのままにしておくことも気がとがめて、素材を見直してみることにした。
あげ足を取られればきりはないが、これはこれでまとめておこうと判断した次第。

言わせていただければ、ブラジルのドキュメンタリー映画の巨匠エドゥアルド・コウチーニョの流儀に通じるものがあるかも。
彼は取材場所を決めると、そこに行って出会った人に予備知識もなくいきなり長時間のインタビュー、ないし対話を行ない、それをドキュメンタリー映画としているのだ。
一期一会観、ライブ感が面白い。

在日本の発端となった人に連絡をする。
インタビューをさせてもらった人は齢90を超え、ご存命だという。
よし、これを優先してまとめましょう。




  


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